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U23多国籍チームでプレーした選手

2019年のグローバルチャレンジに参加し、現在は大野石油広島オイラーズで活躍している坂口莉乃選手に大会の感想を聞いてみました。

グローバルチャレンジを知らない人はまずこちらへどうぞ


大会に参加してみてどうでしたか?

「楽しかった!そしてすごく勉強になりました!外国人と同じチームでバレーをするなんて初めてだったので、いつも以上にコミニケーションが必要でした。日本人とバレーをする時もそれを大事に出来たら良いなと改めて感じました。」
初めて会う外国人選手3名と合流しての初練習はどうでしたか?「マジで伝わらん‥‥と思いました。私は英語出来ないし、単語とジェスチャーで伝えようとするしかなかったです。」


その伝わらない状況で、練習試合も始まっていきましたが、どうやってコミニケーションをとっていたの?

「私はセッターなので、スパイカーの彼女達との関わりはすごく重要でした。トスの速さとか高さとか、どんなのが良いか話したいけど思うように伝わりませんでした‥。ただ、練習するうちに “OK” と言ってくれたり、ジェスチャーでお互いコミニケーションを取り、なんとか分かり合えたかなぁという感じです。」

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その後のクロアチアでのグループ戦、決勝トーナメントはどうだった?

「セミファイナルで負けてしまいました。相手チームのライトの選手がとても大きくて上手かった!相手がでかいとトスをふってもブロックも大きいし、こっちの攻撃もシャットされてしまいました。試合の後、外国人3人に呼び出されてみんなでミーティングをしたんです。彼女達は “明日の試合絶対勝ちたい!!” と闘志メラメラでした!すごく前向きで、みんなで明日勝とう!という気持ちになりました。外国人選手って自分の感情むき出しで試合中も吠えたりしてますよね。そういうのすごく良いなって思います。怒っているように見えるけど怒ってなくて、“行こうぜ行こうぜ!!”ってチームを盛り上げてくれました。」


日本に帰ってきてから、その時の経験が生きたりした?

「はい!でっかい相手がいたら、外国人と対戦したことを思い出してトスの配分を考えるようになりました。ブロックが大きい相手も苦手だったので、背の高いチームとたくさん対戦した事は勉強になりました。」


バレー以外での思い出は?

「全部楽しかった!!最初に行ったウィーンで食べたソーセージとパンも美味しかったし、クロアチアで海に飛び込んだのも最高でした!あとはみんなでコンビニに行ってお菓子とかアイス買ったりしたのも思い出です。クロアチアでの開会式が本当にすごくて、“うわー、これってすごい大会なんや!” ってその時に実感しました。最終日のイタリアでは水上船にも乗れたし。一気にたくさんの海外の人と仲良くなれました。同じチームだった外国人3人が “日本女性はとても美しくて羨ましい、あなた達はスマートだし、素晴らしい技術を持っています。みんなのおかげで私たちは毎日笑顔になれている” って言ってくれて嬉しかった。」

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これからの坂口選手の活躍が楽しみ😍

2021年開催予定のグローバルチャレンジでは参加したい選手・コーチを募集しています。

改めて応募フォームを出しますが、いつでも気軽にお問い合わせください。


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