見出し画像

声をださない発声

家族で麻雀をはじめました。
麻雀マットがないので、近所迷惑にならないように混ぜるのが難しい岩﨑です。
#近所迷惑
#三人打ち

本日は「ウォーミングアップは家でやれ」というテーマで書いていきます。#若手必読

結論から言うと、稽古場では必要最低限のアップ(ウォーミングアップ)しかしません。
身体を温めたり、のどのアップは家、もしくは電車でできる❗説明します。

なぜ稽古場で発声をやらないのか
単純に、稽古場で発声やったらうるさくないですか?発声の稽古だったら別として、限られた空間で大きい声出すと、無駄に響いて「俺めっちゃ声出てるじゃん!」ってなって、どんどん大きくなるでしょ。あれ、勘違いだし、のど痛めます。まずは、声を出す空間のサイズを把握しましょう。稽古場が毎回変わるなら、調整が必要です。その距離感で聞こえるボリュームで表現しましょう。
じゃあ、どうするのか。声を出さない発声をしましょう。ん?矛盾してない?って思いますよね。
次で説明します。

スマホのバイブ音
一番わかりやすいのはスマホのバイブ音を真似してください。口を閉じた状態で「ん゛~ん゛~」と、のどと鼻の奥を震わします。#鼻濁音
低音からはじめて、音階を上げていきましょう。これめちゃくちゃ、のどのアップになります。

家でも電車でも
このバイブ音真似は、壁が薄い部屋でも出来るし、電車の中で雑音に紛れ込ませても出来ます。バイブ音真似が出来ているかどうかの正解は、誰かがスマホを気にしてみたら勝ちです(笑)

身体をほぐすのは家
当時、起きてすぐに稽古場に行って、ストレッチして発声して稽古ってことがあったんですが、稽古の結果はあまりパッとしませんでした。そこで、ためしに家でストレッチしてバイブ発声して、台本読んで、稽古開始時間ギリギリに行ってお芝居をしてみたら、パフォーマンスが向上したことがありました。「稽古場と家」で何が違うのか?これ単純に「リラックス度」と「集中力」です。
家と外出先でリラックスできるのはどちらですか?ぼくは断トツで、家です。ちなみに、どこでもリラックスできるのは才能です。普通は、無意識に緊張し、身体が固くなります。集中力もそうです。たくさんの人がいる場合と、一人でいる場合では一人の方が集中は高いと思います。#人それぞれ
なので、家でストレッチや発声をすることで、真にリラックス状態で身体をほぐし、集中して発声や台本を読むことができます。

深呼吸は家で
発声の訓練と同等に、呼吸の稽古も必要です。深呼吸をすることで、身体と心が整います。集中力も上がります。わかりやすく言うと、家でヨガやって稽古場にいってみてください。ビックリするから。

稽古場では深い集中はできない
稽古場には、先輩もいれば、友達?もいれば、憧れもいれば、スタッフさんもいます。よほど仲の良い団体でなければ、気をつかう事は沢山あります。つまり、自分に集中してアップなんてできません。気が散るのよねー。稽古前に台本読みたいのに、集中できないってやつです。それなのにハイパフォーマンスの期待は高まります。ここで結果を出せないと次が厳しくなります。

以上が「ウォーミングアップは家でやる」理由でした。だまされたと思ってお家でやってみて下さい!

明日は「劇場でウォーミングアップをする理由」です。お楽しみに!

※このnoteでは#舞台役者 を始める方向けに、ぼくの経験をお話しています。役立つ情報を発信していきますので、是非スキ&フォローよろしくお願いします💪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?