ハート♡咲く
毎朝とおる道路脇に、ハートの額あじさいが咲いていました。
道端で、色とりどりの紫陽花が生き生きと花ひらいていて、毎朝の通勤路で、ぽっと、幸せになります。
こちらの紫陽花は、お花がくしゅくしゅっとしていて、綺麗です。みんなあつまって、ハートになっていました。
ひとくちで紫陽花といっても、いろんな表情があって、楽しいです。
私はお花が好きで、ふたりの娘たちに『咲』という字を入れて名付けました。
長女 (2 歳) は「咲」を「さき」と読み、次女 (1 歳) は「咲」を「えみ」と読みます。
(咲の字には「笑う、えみ (笑み)」の意味があり、正式な読み方でこう読みます。)
姉妹でこのちがいも、気に入っています。
「咲」の字の入った子たちの母だから、私は自分に「咲ママ」という名前をつけました。とくに迷わず、すっと決めたけれど、気に入っています。
私の本名には「咲」の字は入っていなくて、名前は左右対称の 3 文字の漢字でできています。
「美」という漢字が左右対称であるように、3 文字の名前の漢字が、すべて左右対称になっていて。
“心がバランスよく、きれいなハート「♡」 になりますように”
そんな願いが込められました。
私は娘たちの名前に、大好きな『咲』の字を入れて、それから、家族全員の名前がしりとりになるように名付けました。
「咲」の漢字をはさんで、私→長女→次女→夫の順で、
– – ○ → ○咲 → 咲□ → □ – –
家族みんなの名前がしりとりで繋がっていて、私たち夫婦でふたりの娘たちを囲みながら、家族四人でなかよく手をつないでいるイメージです。
毎年、夫の誕生日に、あじさいが満開になってくれます。
今日はお誕生日のお祝いで、ケーキを買いに行きました。
ハートの紫陽花とケーキ。
帰り道、つい、るんるんで、ケーキを揺らしてしまわないように、慎重に抱えながら家に帰りました。
こらからもずっと、家庭にハート♡を咲かせられるような、仲良し家族でいられますように。
そんな思いを紫陽花はやさしく包んでくれているように思えました。
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