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ヨーロッパでの蕎麦の伝統料理!

「蕎麦」は日本だけではなく、
ヨーロッパでもその伝統料理に使われています!

こんにちは!
若さと健康を楽しんでいる、
旅する仮面の、さきです。

蕎麦切りとかいもち

私の地元、山形は蕎麦どころ。
蕎麦切りはもちろんのこと、
「かいもち」も郷土料理のひとつです。

「かいもち」とは、
蕎麦粉にお湯を入れて練り上げ、
すり潰したエゴマに醤油と砂糖で
味付けしたタレをかけて供されるもの。
蕎麦粉のお団子ですね。

夏と冬、昼と夜の寒暖差が大きいことが
美味しい蕎麦が育つ条件だそうですよ。

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ちょうど今蕎麦のお花が満開です!

原産地は、

ちなみに、
蕎麦の原産地は中国・雲南省と
いわれています。

蕎麦切り(蕎麦の麺)といえば
日本の伝統食。

ヨーロッパ発日本帰国便の
機内食によく蕎麦切りが出てきます。

あ、そうそう
アリタリア航空(イタリアの航空会社)で、
蕎麦の「つけだれ」の機内搭載を忘れてしまった、
との機内アナウンスがあり、
代わりにお醤油をかけていただいたことを
思い出しました。

イタリアの航空会社は面白い話題を
提供してくれるんです。
ときどき。(笑)

とにかく「日本独特の食」という
印象があると思うのですが、
実は蕎麦はヨーロッパのあちらこちらで
食されているんです。

ヨーロッパの伝統料理

本日は以下のヨーロッパ3ヶ所の
蕎麦の伝統料理をご紹介!

1、フランスの「ガレット」
2、ロシア・東欧の「カーシャ」
3、イタリアの「ピッツォッケリ」

1、フランスの「ガレット」

「ガレット・ブルトンヌ(ブルターニュ風ガレット)」とは、
蕎麦粉で作られる見た目がクレープのようなもので、
フランスの北西部・ブルターニュ地方
(英国のブリテン島に近い地方)が発祥の郷土料理。

小麦粉で作られるクレープの元になったものです。

フランスでは
・「ガレット」は蕎麦粉、塩、油で作る生地で、
  ハムやチーズを乗せる食事系。

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・「クレープ」は小麦粉、牛乳、卵、砂糖で作る甘味の生地で、
  生クリームやフルーツなどを乗せるデザート系。

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このように区別していますよ。

フランスには「クレープリー」というクレープ料理店があり、
カフェ同様に多く存在していますので、

そこで食事系、デザート系両方をいただく事ができます。
クレープづくしになりますね。

2、ロシア・東欧の「カーシャ」

「カーシャ」とは、
ロシアや東欧の郷土料理で蕎麦の実を
ブイヨンや牛乳などで炊いたお粥のこと。

蕎麦粥はプチプチの実の食感が楽しく、香り豊かなものです。
ロシア人は特にキノコ入りの蕎麦粥が大好物のようですよ。
蕎麦粥はロシア人にとってのソウルフード。

そして「ブリヌイ」という、
蕎麦粉入りのパンケーキもあります。
そしてなんと、ロシアは蕎麦の生産量世界一なんです!

3、イタリアの「ピッツォッケリ」

「ピッツォッケリ」とは、
蕎麦粉を使用したパスタのこと。

北イタリアのミラノを州都とした
ロンバルディア州最北端の地方の郷土料理。

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イタリアのスーパーでも蕎麦粉のパスタを
購入することができますよ。 ↑
それはピッツォッケリとは違うものですけどね。

セモリナ粉のパスタのモチモチ感はないですが、
独特な香りがありました。

蕎麦の産地

いずれの場合も蕎麦の産地は、
土地が痩せていて寒く、小麦の栽培が困難な地域で
小麦の代わりに蕎麦が栽培されてきました。

蕎麦は通常皮ごと調理され、
精製されていないため、
栄養豊富な食物といわれています。

土地の痩せた地域では
とても重宝されてきた作物なのですね。

また、私の地元とヨーロッパの
ちょっとした繋がりを感じるのです。



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