”星の女を黙らせろ”

星の女、ネパールのクマリは、国家が生命の法則に適合して運営するためのメッセージを天界から受け取り、国王に伝達してきました。

現象界で活動する生体を保有していながら、意識はバルド(中有)にあるのです。

ネパールはクーデターにより、国王から実権は別のところに移り、もはやクマリは伝達手段を失っています。

大宇宙と小宇宙の照応関係は、バルド(中有)を媒介して成立しています。

クマリの領分であるバルド(中有)を侵略することが、”アジェンダ”(計画)の一つとしてあります。
その方法は、伝達手段を封じることです。

バルド(中有)をクマリと共有する女性は、世界中に散らばっています。彼女たちは「星の女」です。

日本でも巫女がその役割を担っています。ただし、職業としての巫女は違います。

一見普通の、関係のない仕事をしている女性の中に「星の女」がいます。

彼女たちは特定の周波数を、ごくありふれた物事に紛れ込ませて伝達します。

既存の価値体系に染まらない媒体によってそれは受信され拡散されます。

子供は、その周波数を認識し、よく理解しています。

ただし、表現手段がまだ確立されていないので、シンプルに喜びを伝達しています。ときには、デタラメでハチャメチャな言動をすることがあります。

最もシンプルな伝達手段は呼吸です。

聖者は呼吸しているだけで、世界全体に光を伝達しています。

マスクによって、呼吸を抑制すると、伝達にフィルターがかかります。

光の伝達をブロックするフィルターは、マスクだけではありません。

宗教やその世俗的形態である学問は、マスクと全く同じ機能があります。

「光」を「新型コロナウィルス」に置き換えてみてください。

生存本能によって引き起こされる恐怖が、自発的にマスクをつけさせます。

「人からよく見られたい」という欲望も、その恐怖から発せられています。

光を伝達する媒体としての人間の本来の役割を奪い、恐怖によって支配すること。

「光」に「悪」と云う茨の冠(コロナ)を被せることで、それは可能になります。

したがって、「光」を伝達する者である「星の女」は迫害の対象になります。

大抵の場合、「星の女」が好み得意とする表現手段は、規制の対象になるか、汚名を着せられるか、別のものに置き換えられ、伝達ルートを封じられます。

表現手段は、マインド=乗り物、土星です。

乗り物の鍵を奪われた「星の女」は、「月の女」になります。

月は太陽の光を反射させる鏡です。

太陽は男性、月は女性を象徴するものとされてきました。

それは、星の女が乗り物の鍵を奪われ、月の女になったことで、男性を表わす太陽の生命を映し出す役回りをすることになってからのことです。月は豊穣、すなわち、男性優位社会を繁栄させるための繁殖用家畜です。

男性優位社会では、月の女であることが推奨され優遇されます。そうすることで、星の女が自ら鍵を手放すことを選択させ、駆逐していきます。

それでも、星の女は鍵を手放すことをしません。なぜなら、それが出来の悪い虚構であることを知っているからです。鍵を奪われ月の女でいることで与えられる幸福や愛が、いかにインチキか見抜いているからです。

かぐや姫は、月から来ました。

月の女が、本来の星の女へと戻るには、系外の恒星と交信するルートを復帰させる必要があります。月の女でいれば歩まずに済んだ茨の道に進むことになります。

かぐや姫が月から地上に降りたのは、系外の恒星との交信ルートを再開させ、星の女に戻るためでしたが、結局失敗に終わり、再び月へと戻りました。いつか成功するまでそれをずっと繰り返すのが月の女です。

「鍵さえあれば」星の女に戻るために何度も転生を重ねる月の女は、星の女の鍵を奪おうとします。

月の女が、星の女の持つ鍵を手放すように仕向ける活動は、男性優位社会で支援されています。

なぜ?月の女は星の女に戻ろうとするのか?月の女でいれば、そこそこ幸せな偽りの人生を平穏無事に過ごせるのに。

それは、宇宙全体のサイクルとして、この虚構にタイムリミットが訪れるからです。

星の女に戻ろうとする月の女は、リミットに気づいているからそうするのですが、ほとんどは、それに気づかせない”アジェンダ”(計画)のトラップによって何も知覚できません。

西洋のモダン占星術や、ニューエイジ・スピリチュアルは”アジェンダ”(計画)のトラップの一つです。

しかし本来の占星術は、生命の法則を伝達するものであり、バルド(中有)に意識を送りエネルギーを現象界の然るべきところへ媒介するクマリの領分でした。

この二重性がわからないと、”アジェンダ”(計画)を「陰謀論」というカテゴリに丸投げします。

「陰謀論」という便利な言葉は、意識を虚構に埋没させて安心していられるために発明されました。

知的怠惰に慣らされた虚構に埋没した意識にとって、「陰謀論」という言葉の発明は、今後も虚構を継続させていくための福音かも知れませんが、リミットが延期できないことは、すべての宇宙存在が了解していることです。

そしてどんなに矛盾に満ちたことでも、真我の中心から全体を見渡す意識では整合性がとれているということがわかれば、惑わされません。

日本では、社会全体で、星の女の鍵を奪うように仕向けてきました。

頻繁に事件として表面化する家庭内の虐待や、凄惨な事件は、星の女に向けられた脅迫です。ある”リチュアル”悪魔崇拝儀式が執行されています。「鍵を手放せ」そして「黙っていろ」ということです。

また、快楽に溺れさせることも、鍵を奪う戦略の一つです。

戦前から今尚引き摺る家制度のネガティブな側面を一身に受けてしまうのが星の女です。

なぜ、星の女から鍵を奪おうとするのか?

それは、星の女が鍵を手放せば、乗り物を自由に使えるからです。

実際、鍵を奪われた星の女は世界中に数多います。

ただし、奪った者は、乗り物が、単なる依り代であり、それを操作する意識主体がなければ、ガラクタでしかないことがわかります。

その乗り物とは、メルカバーのことです。

星の女は意識によってメルカバーを操作します。

山岸凉子の短編集に、クマリ「星の女」の話があります。8歳の少女は肉体を失い、バルド(中有)から、同じ年の腹違いの娘を媒介して現象界にメッセージを伝達しています。










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