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ミルブラシは必要だった

私は、
「これがあったら、さぞ便利だろう」
と思っても、「これ」を購入するのではなく、しばらく手持ちの他のもので代用するのが常です。

しかし、やがて「これ」自体を購入するに至るのも常です。

今までに、フライパンのふたとか、シュレッダーとか、ヘアワックスとか、なしで済ませようとしてがんばってから、結局買ったものが数知れません。

要は、投資する際の思い切りに欠けるのでしょうね。

今年、コーヒーの仕事に携わりはじめて、手動のミルを購入しました。
手動・電動を問わず、ピンからキリまで本当に様々なメーカーから様々な商品が出揃っています。

ところでこのコーヒーミルは、水洗いできないのです。
現在は電動ミルを中心に、水洗いできるものも増えていますが、そうでないものは濡らすと内部の金属部分が錆びてしまうおそれがあるため、取扱説明書を読んでから手入れしましょう。

しましょう、とか私は偉そうな口を叩いておいて、水洗いこそしませんでしたが、このミルを掃除するための道具を長いこと持っていなかったのです。
新品の歯ブラシで、何とかなるだろうと思って、シャコシャコとコーヒー粉をかき出すべくがんばっていたのですが、何となくしか綺麗にならないのでした。

それで数ヶ月後、やっとミルブラシを購入しました。

結果、すごくいいのです。
毛が上向きに植えてあって、しなやかでもコシがあるので、粉をしっかり捉えることができます。

毛の部分は馬毛、柄はブナ材。全長15cm程度。
日本製です。

800円もしないのですよ。
もちろんミル同様、もっといいやつも無限にありますけども、とりあえず一本持っていれば、日常のケアが億劫になりません。
やはり用途に合った道具は大事です。


ミルブラシ、もっと早く買えばよかった。 


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