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#021.休肝日。

酒が好きだ。それも日本酒が。利酒師の資格をとったり、ブログ(お休み中)を書いちゃうくらい好きだ。

ハマったきっかけはいくつがあるが、取材で訪れた酒蔵や酒屋さんで、あるいは人づてに聞いて飲んだ酒が、びっくりするほどうまかったからだ。

それまでの日本酒のイメージは、おでん屋台のカップ酒か、大学時代にバカみたいに流し込んだ安酒か、という感じで印象はよくなかった。しかし、それを一新する酒に出会い、目覚めてしまったのだ。

以来5〜6年ほど、ほぼ毎日、日本酒をのんでいる。飲んだ酒の銘柄は300を超えた。旨い酒が買える店をローテーションで巡る楽しみは何物にも代えがたい。

ちなみに、酒癖は悪くなく、ただ陽気になって最終寝るだけだから、家族や友人に迷惑はかけていない(と思いたい)。

一方で、年齢のせいか顔色の悪さやむくみ、虚脱感など翌日のダメージが若干気になってきたので、休肝日を設けることにした。昨日から。一応、週2回の合気道稽古の日は、酒を抜くことにしようと思っている(現時点)。

初回。夕飯は焼肉だ。本来であれば、冷蔵庫に控えし「十旭日(じゅうじあさひ)まげなにごり」が抜群に合うはずだ。

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肉の旨味やタレのコクをグッと洗い流してくれるだろう、乳酸感としゅわしゅわ感を想像し、ゴクリ喉が鳴る。しかし、男たるもの一度決めたことを簡単にまげるわけにはいかない。昭和ステレオタイプな自分の価値観に歯噛みしながら茶碗に白米を盛る(普段、晩酌の際は米抜きだ)。久方ぶりのノンアル晩飯、その味やいかに。

・・・う、うまい。。。。

米の味をクリアに感じる~!肉との相性も最高じゃないか!!

どうやら、いつの間にかうまい日本酒をいかにうまく味わうか、が主眼になり、料理そのものを味わうことがおざなりになっていたようだ。

う〜ん、これは発見だ。

日本酒はたしかに旨い。しかし、あくまで嗜好品であり食事ではない。上機嫌にしてはくれるが、反面体へのダメージや依存性もある。カラダは文句も言わずにアルコールを分解してくれているが、黙ってる分ついつい無理をさせていたのかもしれない。

いつもよりスッキリした目覚めの朝、頑張るカラダに感謝をこめて、週2回の休肝日を続けようと決意した。

みなさん、カラダいたわってますか?

ほな、また。




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