見出し画像

フードフェスティバルにいこう-デンマーク【Festivaling】

デンマークはシェフとレストランが世界的に有名な国でそれを楽しみにして海外から訪れる観光客も多い国です。
Geranium、NOMAやAlchemistなど、一度くらい名前の聞いたことがあるお店もあるかもしれません。(いずれも今回のフードフェスティバル話とは関係ありませんが。)

デンマークの料理や北欧料理を味わうだけでなく、その北欧料理のバックグラウンドや伝統的な祭りまでも体験できてしまうのが「Food Festival - Danmarks største madfestival」
2023年は9月1-3日で開催されました。

写真とともにお送り。


屋外開催です。天気が良くてよし。入場ゲート付近。

入場には入場料がかかります。
3日券(Full festival ticket) DKK 170 + fee DKK 10
1日券 DKK 110 + fee DKK 10
シニアや子供は割引もあります。

入場ゲートでお金を払い3日券の場合はリストバンドを巻いて祭りに突入です。

ちなみにリストバンドは物理的にフードフェスティバルと記載された布紐を固定しているもので一度ロックを取ると戻せません。
なので手首がぐぎってなりながら外すか、お風呂に入る時も外さずつけっぱなしのどちらかになります。
私は取りたい派なのですが、あるデンマーク人に聞いたら、「普通はつけておくものだろう。なぜならフェスはつづいているのだから、寝てるときもフェスだ」という回答でした。
しらんがな。と思いましたが、皆そうだからこの仕組みで成立しているのかもしれません。

一日のみ入場の人は何もつけずに入ります。

会場マップ。グーグルレンズでのぞき込む。

体験重視のデンマークよろしく、体験コーナーが多いです。
食べる体験もありますが、陸での飼育育成、海での育成コーナーなど様々。

テントが立ち並ぶ
Thiseのチーズ。ここのチーズはスーパーでもよく見かけます。ビール片手にチーズをいただき、チーズの成り立ちを聞くこともできます

チーズは無料。
ビールは50DKKで一杯飲めます。
基本的にはお酒とがっつりした料理は有料でキッチンカーやフードハウスにて買えます。

エビとザリガニ!

こちらのエビとザリガニは無料ブースでもらいました。そして小さいビール付き。
こちらザリガニ食べるんですよね。
これは臭みも無くて美味しかったです。
カニもクモの仲間だったりするのでそんなに抵抗はないかも。


貝のスパイシースープ

貝はワインに合う気がする。

ビンゴ! ビンゴ台紙をつかいまわすあたりがサステナブル

ビンゴのアクティビティをもありました。
聴いているとビンゴになると会場内で使えるドリンクチケットがもらえるらしい。
しかしながら、進行の方が読み上げるシステム。
・・・デンマーク語の発音がわからない。 いやなんとなくこれかなというのはあるのだけど。
だから今どこが開いたのかがついていけない。

進んでいくと周りの5,6組が同時にビンゴに。
これ、もしかして同時に全組ビンゴになる仕組みのやつ?と思いましたが真相はわからず。

ジビエブースもありました。でもこれは今日は絶対に食べられない。
じっくりコトコト焼いていくやつ。

これも無料。
バーベキューグリルで焼いた肉。
やわらかくて無茶苦茶美味しい。

デンマーク人はバーベキューにこだわりがあるように思います。
そしてバーベキューグリルにも。
ベランダがある家にではバーベキューグリルが置いてあったりする事が多いです。
また小さな花鉢を一つしか置けないようなバルコニーであってもバーベキューグリルを据え付ける。そもそもバーベキューグリル自体がバルコニーの壁に吊りつけられる仕様になっているのだ。
家の中でやればいいじゃんと思うが、それだけデンマーク人がバーベキューグリルに、外で焼くバーベキューに情熱を注いでいるということだと思う。
休みになるとジュージューと音が聞こえてきます。


これが一番おいしかった。Royalのビールとともに。

やわらかい白パンにバーベキューグリルで焼いた肉を甘酸っぱいマヨネーズを少しいれたハンバーガー。
こちらも無料提供。即完売でした。
だって美味しいもの。
次の回のために並んでいる人がいるくらい。
美味しいものは共通でおいしい。


プロモーションの食べ物も楽しめます。こちらはコーラ。
犬も入れます。散歩感覚で入場。
一口で美味しい。
顔に疲れが見える。子供や大人に触られまくりの牛。おつかれ牛。
デンマークの伝統的なお菓子らしいが、何だったでしょうか?
これ、こういう感じで掲示されたのか。
こちらも人が入ると圧巻ですね。
渡り鳥が北へ
こちらはデンマークバーベキュー大会参加者ブース。

そしてフードフェスティバルの目玉。
全デンマークバーベキュー選手権大会。

料理人やレストラン、はたまたバーベキューグリル製造メーカーまでがしのぎを削ってトップを目指すバーベキューグリルの祭典です。
準備の段階でしたがいくつかは料理を提供していました。

肉に限らず海鮮などもあって新鮮な気分になりました。

準備中。パッカーズだ。QBアーロンロジャースはJETSに移籍。
はたらくきかい これもバーベキューグリル。
車輪がついていて車で引いてくるタイプ。
ある意味、パカパカん「どこでもバーベキュー!」という名のひみつ道具
伝統的なジビエ料理。肉の脂身を燃やしてその油で肉に熱を入れる。
公演を聞けるブースもありました。こちらもチケット完売。
今回はUMAMI(うまみ)を学ぶ会。美味しい料理も楽しめます。

ビールやワインとともにお肉、野菜、果物、魚なんでもありの巨大なフェスティバルでした。
お腹いっぱい。
お金を払わないとそのサービスが得られないわけですが、食事や体験もいろいろできますしこちらはかなりお得なフェスティバルだと思います。
デンマーク人は家族連れ、犬連れが多かった印象。
みんな浴びるようにお酒を飲んでいました。

肉に魚にビールにチーズに。様々な料理をちょっとした知識とともに楽しめるフードフェスティバル。
食欲、知識欲など欲を満たしてくれます。

2023年は終わってしまいましたが、2024年9月4-6日にまた会えます。

よろしければぜひお越しください。

それでは今日も良い一日を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?