卯月りん流・SNSで「好きを仕事に」つなげる5つのステップ
2023年3月26日、酒小町・代表の卯月がTOKYO創業ステーションTAMA STARTUP HUB TOKYOの「好きを仕事に!SNSから好きを仕事にする5つの方法」のイベントに登壇しました。オンラインの参加者はなんと約200名!関心度と熱量の高いイベントとなりました!
5年前まで普通の会社員として興味もない仕事をしていた卯月。そんな彼女もSNSを使うことで「好きを仕事に」していきました。「好きを仕事に」するためのポイントに詳しく迫ったイベントの様子をお届けします。「好きを仕事に」繋げたい方は、必見ですよ!
①自分の好き・得意を再認識する
楽しく心地よく働くには「好き」と「得意」を知ることからはじめましょう!
「好きなこと」「得意なこと」を箇条書きで書き出すと、とても整理がしやすいですよ。合わせて「嫌いなこと」「苦手なこと」も書き出すと、より自己理解が深まります。
それぞれ書き出すときのポイントがあります。「好き」を書き出すときは、仕事のことだけに限定しないこと。どんな内容でもOKです!
「得意なこと」はアルバイトや会社の業務などの実際の仕事から考えてみること。全く思いつかない場合は、家族や友人に聞いてみると、自分で思いつかなかった強みも出てくるかもしれません。
②自分の価値観となりたい姿を考える
ここでの価値観は、物事の優先順位付けのことです。価値観が定まっていないと、周りに影響されて仕事の方向性がブレやすくなってしまいます。価値観の優劣はないので、全部自分軸でOK!「普通はこう」とか一切忘れてください。
「7つの習慣」という本では、人が人生で重視する項目は8つに分けられると説明されています。この中で大事だなと思う価値観の順番をつけてみましょう。
価値観の優先順位づけは、自分に合う働き方を知るきっかけになります。
さらに自分のなりたい姿をしっかり書くことで、今の自分とのギャップがわかります。ちなみに卯月の会社員の時になりたかった姿はこちら。
こうみると「苦手な人と働きたくない」「毎日22時まで働きたくない」は、実は転職をするだけで叶えることができます。また、「好き」を仕事にするには、嫌なことを我慢せずにやめることでもあります。
③自分の好きと得意を組み合わせる
「好き」と「得意」をかけ合わせると、仕事につながりやすくなります。先ほど書き出した「好き」と「得意」から、かけ合わせられるものを探してみましょう。
卯月の場合、「好き」が圧倒的な多さ。どのように「好き」と「得意」に組み合わせられるかを、さまざまな切り口で考えたそう。ピンクの部分は自分の事業、グレーの部分は仕事の獲得方法、赤い部分は競合との差別化とどんどん細分化していきます。
「好き」と「得意」をかけ合わせてつくられたのが、日本酒コミュニティ「酒小町」。そして好きな「日本酒」に特化した「PR・SNS」「イベント企画のサポート」の仕事です。
「ニーズがなさそう」「儲からなさそう」と思ったら、どんどん変更しても大丈夫!一度書き出して整理しておくと、違う「好き」や「得意」をかけ合わせやすくなります。
④ SNSで知り合いをつくる
SNSをする5つのメリット
SNSのメリットはたくさんあります。たくさんの人と繋がりが持てたり、人柄を一番わかりやすく伝えられたりします。しっかりしたプロフィールやポジティブな発信内容だと、それだけで信用が持ちやすくなります。
SNSはかなりSEO効果が高いです。アカウントをしっかり運用すると、自分の名前やサービスで検索したときに、検索上位に表示されやすくなります。
あとは発信力が上がります。たとえば「この記事を書きました」と発信することで、クライアントさんが喜んでくれるきっかけになることもあります。
ターゲットを決め、発信内容をつくる
「好き」のテーマを明確にしたら、次にターゲットを決めます。ここでのターゲットとは、「仲良くしたい・フォローされたい層」を指します。
自分が仲良くしたい層の人に「この人の発信は役立つ」「フォローしたい」と思われる発信内容をつくっていくのが大事です。
SNSのプロフィールをつくる
次にSNS上のプロフィールをつくっていきます。プロフィールのつくり方を踏まえて、実例を見ていきましょう!卯月のTwitterのプロフィールがこちらです。
まず顔写真はカメラマンさんやカメラの上手い方に撮ってもらうのがおすすめ。顔出しをしたくない方は、やりたい仕事のサービスのロゴをつくるのもいいと思います。きちんとした印象が持たれやすいと思います。
名前には、わかりやすく覚えてもらいやすいワードを加えます。卯月は「日本酒」で検索されたいため、「日本酒好きを仕事に」というワードを入れてます。さらに何をしているかわかるように「広報PR」と表記しています。
SNSから仕事が来る可能性もあるので、プラスになりそうな経歴も書いています。
自分からフォローする
SNSで知り合いをつくるためには、まず自分を知ってもらうことが大事です。とくに「同じ分野の仕事をする人」「仕事に繋がりそうな人」「自分と同じステージの人」はフォローするのにおすすめです。
ほかの自分の知ってもらうための方法、イベントやコミュニティに参加してみるのも良いです。親和性がありそうなコミュニティに入ると、継続的な関係性を築けますよ!
⑤SNSで「好きを仕事に」の実績をつくる
実績をつくる方法のひとつが「コミュニティでスキルをつかう」です。まず興味があるコミュニティに入り「好き」に関する仕事があったら、挑戦してみましょう。
イベントがあるコミュニティには、ライティングやSNS運用、デザイン写真などの仕事があります。コミュニティでは未経験でも受け入れてくれるところが多く、好きなジャンルで実績を残すことができます。つくった作品の評判がいいと、コミュニティの外部の方からも声がかかることもあります。
ほかには「SNSの募集に応募してみる」。実際にSNSで、ライター募集やカメラマン募集で検索するとお仕事の募集はかなりあります。SNSの募集は信用信頼が大切です。募集者をフォローしていない、ネガティブワードが多いと信用は下がる可能性があります。
実績ができたら、ポートフォリオをつくりましょう!SNSのプロフィールとしてSNSのアカウントを統合できるのが「lit.link」。ジャンルごとに実績を一覧できる「foriio」、「note」では仕事の実績とか仕事依頼について細かく書いています。サイトごとに用途をわけています。
実績をつくる時に、気をつけたいのが「やりがい搾取」です。ギブのしすぎで疲弊することがないようにしましょう。自分が好きで「なにかしたいな」と思えるコミュニティでギブしたり、無料の回数を決めておいたりすると精神の平穏も保てます。
サービスの定価を決める場合は、同じ仕事をしている同業者に相場を聞いたり、仕事を頼んでくれた人に「もしお金を払うなら?」と聞いて値付けしていくのもありでしょう。
SNSで「好きを仕事」にするまでの過程はいかがでしたか?「楽しい」や「好き」と思える仕事の割合をどんどん増やしていくと、ごきげんに仕事に取り組む自分に一歩近づくかもしれません!
企画協力
TOKYO創業ステーションTAMA STARTUP HUB TOKYO
あなたの起業がぐっと近づく。Startup Hub Tokyo(スタハ)は、「自由に仕事がしたい。」「収入をもっと増やしたい。」「経験・知識や資格を活かして働きたい。」「でも、何からはじめたらいいかわからない。」…そんなあなたを応援する、創業支援施設です。無料でご利用いただける、さまざまな支援メニューをご用意しております。
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3番1GREEN SPRINGS E2-3階
Web:https://startup-station.jp/ts/
Twitter:https://twitter.com/SHTTAMA
Instagram:https://www.instagram.com/startuphubtokyo.tama/
内部リンク
日本酒コミュニティ「酒小町」
「酒小町」は、20代から30代のメンバーで構成されているコミュニティです。
お酒好きをキッカケとして入ったメンバーが、職場や家庭では出会えないメンバーと出会ったり、自分の得意なことに気づけたり、自分のやってみたい!を叶える企画を立ち上げたり、凹凸を補いあいながらチャレンジできる場所として、ひとりひとりが楽しめるコミュニティになっています。
もちろん、お酒の知識は必要ありません
テーマは、お酒やお酒の場が好きな人が、みんなで楽しく飲むことで、酒蔵さんにも喜んでもらえて全員winwinなハッピーになることです。
毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集時にお知らせをするLINEアカウントがあるので、気になった方は登録いただけると嬉しいです。
初月は無料なので、ぜひ遊びにきてくださいね!
酒小町制作メンバー
企画:卯月りん(Twitter/Instagram/note)
執筆:naoko(Twitter)
編集:べーさん(Twitter)
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