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居酒屋さんの謎メニュー、「日本酒」の楽しみ方

「日本酒を、もっと身近に」という理念をかかげながら活動している日本酒メディア・コミュニティ『酒小町』。今回は「謎の日本酒」についてご紹介していきます。 

このマガジンでは、日本酒の豆知識をわかりやすく、ちょっと飲んでみたくなるようなコラムを書いています。

日本酒が好きという人はもちろん、日本酒がはじめてな方、好きで飲んでいるけど専門用語まではちょっと…という方、これから日本酒を勉強してみたい!という方、ぜひお酒を片手に読んでいただけると嬉しいです。

ただ飲むだけでもお酒は美味しいですが、少し知識をいれるだけで普段飲む日本酒が更に美味しく、楽しくなりますよ! 

居酒屋メニューの「日本酒」って何?

今回のゆるゆる日本酒教室は、謎の日本酒についてです。

問題です。
まずは画像をご覧ください。

この日本酒は、なんでしょうか?

こちら、とある居酒屋さんのメニューになります。
これを見た時に、みなさまだったら、日本酒を注文しますか?

正直なところでいうと、僕は少し躊躇してしまいます。
この謎の日本酒、わかることは、“何かしらの日本酒がでてくる”、“温度は、温かいか、冷たいかのどちらかである”、という情報だけ。

できれば、

  • どこの都道府県のものなのか?

  • 銘柄は何か?

  • どれくらいの量出てくるのか?

などが書いてあった方が、安心して注文できますね。

日本酒は飲んでみないとわからない!

ただし!
美味しいと感じるか、自分の好みと沿うか、は実際に飲んでみないとわかりません。

お店の構造上、キッチンやお酒を保管している冷蔵庫が見えるような場合は、出てくるお酒の何かヒントがあるかもしれません。

お手洗いに行く時に横目・遠目でちょっと覗いてみても面白いかもしれませんね。

意外なレア酒に出会えるかも?!

一方で、あえて前情報のない状態で飲んでみるのも大事です!

たくさん日本酒を飲んでいくと、都道府県や銘柄の情報だけである程度味を推測できるようになりますし、知らず知らずのうちに意識してしまう部分もあります。
たまには、ちょっとしたゲーム感覚で、目隠しして飲んでみるのもオススメですよ。

先程の、銘柄記載のないメニュー。
少し見方を変えてみましょう。

例えば旅行に行って、地方の居酒屋さんに入ったとします。
そこで銘柄名が書かれていない日本酒のメニューがあったら、これはチャンスかもしれません。
大将一人でやっているような、渋いお店だとなお良いかも。

銘柄を書いていない理由は、置いてある日本酒が地元に密着した酒蔵のもので、「その地域ではその日本酒が当たり前すぎて、あえて記載する必要がない」ためだったりします。
(そして、往々にしてそれが絶品だったりするんですよね…!!)

自分の地元だと当たり前すぎてそこまで価値を感じていなかったお酒が、東京だと手に入らないため、結果として貴重なものになる、ということもあります!
そのため、自分の地元のスーパーマーケットに毎日並んでいる日本酒をお土産としてプレゼントすると、案外喜ばれるかもしれませんよ!

それでは今回はここまで!ではでは!

日本酒コラム『ゆるゆる日本酒教室』

日本酒コミュニティ「酒小町」

酒小町』ではこのような形で、講義の形でない日本酒の知識を唎酒師さんがゆるゆる共有してくれるコラムがあります。美味しく、楽しくをメインにしていますが、こんな風に日本酒の知識を身につけながら飲むお酒もまた格別ですよね。


今回コラムを書いてくれた社会福祉士×日本酒学講師のダイゴさんのnoteはここから読めます。日本酒以外の話題も含め、優しくてわかりやすい文章が特徴です。

お酒やお酒の場が好きな人が、お酒を楽しんだり、一緒に飲みに行ったり、酒蔵さんとプロジェクトをしたりする日本酒メディア&コミュニティ『酒小町』。

お酒を楽しみながらお酒好きの友達を増やしたい方、美味しいお店・お酒の情報を知りたい方、日本酒のイベントに参加してみたい、携わってみたい方、日本酒にちょっと挑戦してみたい方。気軽に交流できるサードプレイスがほしい方。そんな居場所が『酒小町』です。

『酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集時にお知らせをするLINEアカウントがあるので、よかったら登録をお願いします。初月は無料なので、ぜひ遊びにきてくれたら嬉しいです。

酒小町制作メンバー

執筆:ダイゴ|社会福祉士×唎酒師・日本酒学講師=Sake Social Worker(note
編集:sion(Twitter

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