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国内ベンチャー / エナジードリンクメーカーで学んだこと

プロフィール欄に書いた、
<社会人時代>について深掘りして話していきたいと思います。

▼プロフィールの<社会人時代>の記事引用▼

<社会人時代>

大学を中退する前に、ある人の所へ相談に行きました。

僕がレースをやっていた頃にアドバイザーとして教えてくれていた人で、
当時はプロのレーシングドライバーであり、会社の経営者の方です。

後に、その方の会社に入社することになるのですが、
僕が相談しに行ったときは、社長と従業員(1人)の2人でした。

「大学をやめようと思うんですけど、どうしたらいいですか。」みたいな話をしに行ったと思います。(今考えると訳の分からない質問ですね。)

そしたら、「丁度、従業員が辞めるからうちで働く?」と言われ、
翌日には親、学校、友達に辞めること話して、速攻中退しました。

会社の概要としては、当時は創業3年の国内のエナジードリンクメーカー(飲料メーカー)。会社にいるのは、社長と僕(当時19才)だけです。

競合他社は海外のエナジードリンクメーカー(レッドブル、モンスター)、
後に参入してくる、コカコーラ、サントリー、大塚食品などの大企業です。

そんなスーパーレッドオーシャンの市場で、
0からエナジードリンク会社を立ち上げ、真っ向勝負して勝つと言っている社長をみて正気の沙汰じゃないと思いつつ、レースを辞めて生き甲斐が無かった僕にとっては非常に魅力を感じました。

そんな感じだったので入社してから3年くらいは全力疾走しました。

売り上げが一気に上がる瞬間をみたり、自分の開発した商品が全国で発売されたり、任せられた仕事の売り上げが入社当初から10倍、20倍になっていく経験は非常に充実してました。

※ここは話すと長くなりそうなので詳しくは別の記事に書きます。
(#もう既に長いよ)

ここまでがプロフィール欄に書いた内容になります。


僕が約4年間やってきたことをまとめて説明していきたいと思います!
今思うとベンチャー企業だからこそ出来た貴重な経験をさせてもらったなぁと感じてます。


①事務作業(受発注、在庫管理、製造数量の管理など)

入社当時、19才だった僕は特筆出来るような優れたスキルは何もありませんでした。

最初に任されたのは事務作業。
FAXで注文が流れてくるものを、ひたすら処理していく業務でした。

業務内容に特別なことはありません。
むしろ、ベンチャー企業に入ってまで事務作業?と思われる方も多いかもしれません。

でも、この事務作業を全力でやったんですね。

だんだん取引が多くなるにつれて注文も増えていくわけですが、会社には僕しか処理する人がいません。

繁忙期なんかは、朝7時に出社して終電で帰るみたいな日々が続いたりしてました。

自分が出来ることを全力でやる。本気でやる。手を抜かずやる。
振り返ってみると、これが出来たから社長に信用してもらえたし、新しい仕事や自分の能力以上の仕事に挑戦させてくれたと思ってます。


②経理業務

ある日、たまたま税理士さんとの打ち合わせに参加することになり、その話の流れで「売掛金」「買掛金」など帳簿をつける業務を任されることに、、、

さらに、数字面でみると利益率が明らかにおかしい点があるということで、会社の「損益計算書」「貸借対照表」を渡されて間違っている点を洗い出して欲しいとのこと、、、

僕は今でも簿記の資格なんて持っていません。
学生の時は、少し数学が得意だったくらいです。

そもそも、「売掛金」「買掛金」「損益計算書」「貸借対照表」って何?
経理業務って何するの?
これミスったらやばい業務だよね?

はい、、、

この時も、朝早く出社して夜中まで、
「売掛け金とは」「損益計算書とは」Googleで検索して勉強して、何度も何度も数字を見返して、計算式を組み直してやり遂げました。


③ECサイト運用(出店、ページ作成、広告の運用など)

具体的には、Amazon、楽天のECサイトです。

この業務は自分の頑張りで売り上げの変動がある業務なので、ものすごく楽しかったし、何より一番自信がついた業務です。

結論から言うと、
入社当初は、月10万円弱くらいの売り上げだったのですが、
試行錯誤して運用し続けた結果、月300万円以上の売り上げを出すことができました。年間3000万円以上の売り上げですね。

もちろん、色々な方にアドバイスをいただいたり、それを元に自分で勉強したり、恵まれた環境と努力があったからこそ実現できました。

タイトルの付け方や、ページの作り方、サイト内SEO、広告運用、利益率の最大化、業務効率の改善など、0から全ての仕組みを作りました。

※また別の記事で詳細書きます!


④商品開発

ベンチャー飲料メーカーとして、一番ワクワクできた仕事です!

基本的に社長がメインで商品開発を進めていき、味、パッケージ、成分等を決めて行きます。

そんな中、僕が主体で商品開発や販売(営業)をするチャンスが巡ってきます。
今まで、2回程そんな経験をさせてもらいました。

僕が主体となり味、成分、パッケージ、価格、を決めていきます。

そのどちらも、大手コンビニエンスストアなどで採用していただき、0から作り上げたものが誰もが知る店舗(コンビニなど)に置かれている感動はなかなか経験できないものだと思います。

ベンチャー企業ならではの最高の経験だと思います。


⑤輸出、海外展開に関わる業務

どの職種もそうだと思いますが、本当に海外展開は難しいと感じました。

特に、食品は健康に危害を及ぼす可能性があるので、事前の検査や準備が特に厳しいです。

また商標、物流、販路やプロモーションだったり、
言語の壁、文化の違い、味の感じ方など本当に様々な問題が次から次へと襲い掛かります。

特にベンチャー企業だと、圧倒的にリソースが足りないので全て0から調べていくことから始まります。

この経験もいつか役に立つと信じて全力で取り組みました。


⑥その他

細かい業務を挙げていくとキリがないのであまり詳しくは説明しませんが、本当に色々な経験をさせてもらいました。

野外フェスイベント、レーススポンサー、サンプリングなどのイベント業務。

営業、人事、税務調査の対応、SNS運用、広告運用など。


⑦まとめ

ベンチャー企業は僕にとって最高の環境だったと思います。

明らかに自分の能力以上の仕事をしていたし、何よりもそれを任せてくれた社長に感謝しています。

でもそれは、当たり前の業務を全力で取り組んだからこそ巡ってきたチャンスだと思います。

あの時、事務作業をサボっていたらきっとこんなに挑戦はさせてもらえなかったし、成長することもなかった気がします。

もちろんこれは、全ての人に当てはまることではないと思います。

ただ諦めずに頑張っていけばチャンスは巡ってくると思います。

これから、自分が挑戦することも不安や挫折があると思いますが、静かにチャンスを待ちつつ全力で進んで行こうと思います。


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