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【酒蔵修行】仕事を”奪う立場”と”奪われる立場”について

酒蔵の仕事は1人あたりに割り振られる(教えられる)業務がある程度決まっているんです。

働く期間が同じでもどれだけ仕事を貰えて、どれだけ密度の濃い期間を過ごせるかが、成長スピードの要なんです。

『仕事が出来る』
→『上司から新しい仕事を教えてもらえる』
→『短期間で成長できる』

こんな感じの仕組みになっています。


世界一の日本酒企業を創る為に・・・

全てのSNSのプロフィール欄にも記載しているのですが、僕の目標は『世界一の日本酒企業を創る』ことです。

なので、短期間で成長する必要があります。1年目から足踏みしていられないんです。

限りのある仕事をどれだけ自分のものに出来るかが大切なのですが、入社して1ヶ月目で最大の試練が訪れました。


それについて、以前の記事【もっともっと死ぬ気で努力すると決めた日】に書いたものを引用します。

今日めちゃくちゃ悔しいと思ったことがあったので共有します。僕が来ている蔵は、新人が(僕を含めて)4人いるんです。そのうち1人が10日間くらい遅れて蔵入りしたのですが、その人が悔しいくらい仕事が出来るんです。今朝、「なんでそんな仕事覚えるの早いんですか?」って聞いたら、

「蔵入りする前に日本酒の本を20冊読んだし、多分知識が先行してるだけですよ」

って、サラッと言われた。

努力量の差を突きつけられました。
俺ももっと努力してやるぞ💪

つまり、入社して1ヶ月目で同期に仕事を奪われまくったんです。

そりゃそうですよね、、、

僕よりも仕事が出来るわけですから当然だと思います。

上司も仕事出来る人に対して業務を振りたくなります。


気持ちを切り替えて、努力して仕事を奪いにいった

ある程度割り振られた業務を奪いにいくのって正直かなり難しいんです。

上司からしたら出来る人がいるのに、わざわざ別の人に教えないといけないわけです。

なので、奪いにいくというよりも『今出来る仕事を完璧にやる』ことだけを考えました。

何かが起きた時に「あいつならできそうだな」と思いついてもらう為です。

結果的にこういった細かい努力をしていくことで、少しずつ任される仕事量も多くなってきました。

また、他の人のミスが多くてできなくなった業務も全て自分に任されるようになったんです。


そして次は”仕事を奪われる立場”になった

任されている仕事をミスしたり、忘れていたりすると、

「次、ミスしたら他の人に任せるぞ!」

という感じで、めちゃくちゃプレッシャを感じる立場になりました。

正直、最初は緊張感を持ってやっていた仕事でも、ルーティン化していくと”慣れ”が出てきてミスも多くなるんです。(ここはめちゃくちゃ気を付けないといけない)

なので、この緊張感は凄く心地が良くて、「絶対に奪われるもんか!!」という気持ちで仕事をしています。


まとめ

今回は〜【酒蔵修行】仕事を”奪う立場”と”奪われる立場”について〜という内容についてまとめてみました。

意外と何も考えないで仕事をしてそうに見えて、裏ではめちゃくちゃ考えてるんです。笑

残りの期間も、貪欲に考えながら有意義な期間にしたいと思います。

今はこの努力に意味があるかは分かりませんが、この瞬間を全力で頑張りたいと思います。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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