見出し画像

『書くのがしんどい』情報発信したい人が最初に陥るポイントを説明

↓このブログを音声で聞きたい方↓

今回は、初めて書評をしてみます。本に書かれている内容と自分の経験に基づいて説明していきたいと思います。

紹介させていただく本は、『書くのがしんどい』という本です。ベストセラーなので読んだことがある方も多いと思います。

著者は竹村俊助さんです。有名な編集者の方で『メモの魔力』なども手がけられているそうです。


『書くのがしんどい』を読むべき人

この本は、一言で表すと『情報発信したいけどできない人に向けての本』だと思います。

現代において、自己表現をするにしても、ビジネスにおいても情報発信は欠かせません。その情報発信をする上で初心者が『しんどい』と思うポイントをまとめてあります。

本に書いてあることは大きく5つに分ける事が出来ます。

・書くことがない
・伝わらない
・読まれない
・つまらない
・続かない

情報発信をしたいけど出来ない人は、大体ここに当てはまると思います。


この記事では2つにポイントを当てて解説

情報発信をする際に、最初に陥るポイントを説明したいと思います。

①書くことがない
②伝わらない

この大きな壁を乗り越えることが出来なければ何も始まりません。

まずはここを乗り越えましょう。


〜①書くことがない〜

そもそも「全く書くことがない」というのは基本的にあり得ないんです。

今までの体験、経験、知識、全てが情報発信となり得るからです。

でも、自分の中にある情報を発信していくだけではいずれ内容がなくなってしまいます。それこそが『書くことがない』という壁ですよね。

これを突破するために4つの内容を紹介していきます。


❶『取材マインド』が大切

これは一言でまとめると『常に情報に対するアンテナを張ろう』ということです。

例えば、美容室で髪を切っている時「コロナの影響で売り上げは落ちていないのか?」という疑問を持ってみましょう。

そこを自分なりに調べてみて『ネットで調べたら昨年よりも大幅に売り上げが減っている』『行きつけのサロンの店長に状況を聞いてみる』などをして、気付きを得ることができます。

また、『そんな中でも売り上げを伸ばしているサロンはどんな施策をしたのか?』『それを自分の仕事や事業に生かすことはできるか?』を深掘ります。

今回の例だと「コロナの影響で売り上げは落ちていないのか?」という疑問から、『コロナ禍で事業に生かせる施策』というコンテンツが生まれそうですね。

このように日常のちょっとした『気付き』から深掘りして考えることで有益な情報を生み出すことが出来ます。


❷日常のネガティブはチャンスになる

例えば、生まれて20年間振られ続けて彼女がいない人がいたとします。

そんな人が『20年間振られ続けた僕が教える、失恋を乗り越える方法』みたいな記事を書いていたら気になりますよね。

つまりネガティブをポジティブに変換することで、興味を引くネタになるんです。

先程の例は難しいと思いますが、『仕事で失敗した時に立ち直る方法』や『勉強苦手な僕が継続できた方法』など、日常のネガティブに感じることを意識してみましょう。


❸常にメモをする

人は基本的に忘れる生き物です。

つまりアイデアを取りこぼしたり、忘れたりしないようにメモ書きを習慣づけましょう。

記憶力に関してこんなデータがあります。

・20分後:42%忘れる。58%を覚えている。
・1時間後:56%を忘れる。44%を覚えている。
・1日後:74%を忘れる。26%を覚えている。
・1週間後:77%を忘れる。23%を覚えている。
・1ヶ月後:79%を忘れる・21%を覚えている。

インプットしたことに対して、1ヶ月後には80%を忘れてしまうんです。というか20分後には半分ほど忘れていることが驚きです。

僕も思考や発想などを思い立った時にメモしていますが、時々「こんなこと書いたっけ?」みたいにメモを書いたこと自体を忘れてることもあります。

メモを書いて見返すことは、コンテンツを作る上で非常に大切になります。


❹音声入力を試してみる

話したいことが見つからなかったり、思考がまとまらない場合は、とりあえず音声入力に逃げてみましょう。

例えば、「Aのことについて5分間、話し続けなければいけない」と決めた場合、自分でも思っていなかったことや奥底に思っていたことが掘り出されます。

とにかく自分の言葉を全て出し切った後に、それらを構造的にまとめてコンテンツを作ります。

ここでは完璧なコンテンツを音声配信で完成させるという認識ではなく、思っていることをさらけ出してみることが大切です。


〜②伝わらない〜

『書く内容』を手に入れたことが出来ても、それが伝わらなければ意味がないですよね。

伝わらない理由としては、文章の書き方に問題があるということです。なので、ここでは『文章を書く際の基本』を丁寧に説明してくれています。

そもそも文章はビジネスをする上で必須のスキルです。

ここは誰もが理解すべき点だと思います。


❶一文を短くして余計なことは書かない

文章を短くするために僕が思うことは下記です。

・「て」「り」「し」「が」の接続助詞を使用しない
・一つの文に類語を多く使用しない
・文末に気をつける

例えば、こんな文章があったとします。

恐らく、今日のゲストは多分、Aさんだと思うが、改めて状況を整理するとBさんかもしれないと思っています。

この文章は『接続助詞』『類語』『文末』という面からみると最悪な文章です。そして1文が長いのでかなり読みづらいですね。

本来であれば、

今日のゲストはAさんだと思う。
しかし、状況を整理するとBさんかもしれない。

というように書く必要があります。すっきりとしていて読みやすい文章になりましたよね。


❷結論ファーストで伝える

人は常に話していることに対して先読みする習性があります。

つまり、結論を先に述べることで『今からこのことについて話すのか!』と思って貰うことが大切です。

それに対して、【総論(内容を全体的にとらえて述べたもの) → 各論(理由や見解など)】の順で文章を作成してみましょう。

この時に気をつけるポイントとしては情報の前後についてです。

簡単に説明したいと思いますので、下記の文章を読んで下さい。

非代替性トークンとは、デジタル台帳に保存されているデータの単位であり・・・

もうこの時点で読みたくないですよね。ではこれはどうでしょう?

先日、Twitterの1投稿が3億円で取引されました。
これに使用されたのは非代替性トークン(NFT)という技術です。
NFTとは・・・

このように相手が知っている情報を先に述べることで、文章の伝わりやすさが一転します。

気をつけてみましょう。


❸改行をたくさん入れる

これはシンプルで行間の狭い文章は読みにくくなります。

文章の区切りが分からなかったり、どこを読んでいるのか曖昧になってきて、非常にストレスを感じてしまいます。

改行は厳密に使おうとすると様々なルールがあります。しかし最初はそれを意識せずに「とりあえず改行」という感じでも構いません。

ここで個人的に思ったことは、noteというサービスは意識的に改行しなくても最初から行間が確保されています。

ブログ初心者はnoteから初めてみることをおすすめします。


まとめ

今回は、〜『書くのがしんどい』情報発信したい人が最初に陥るポイントを説明〜という」内容についてまとめました。

かなり抜粋して要点を選んだのにもかかわらず、学べることが多いように感じます。

まだ、2章分しか解説していないので本の内容や続きが気になる方は是非購入してみてください。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。



僕は別のSNSでも発信をしています。

Instagramでは画像を使って分かりやすく説明していたり、LINEのオープンチャットでは『日本酒物語研究所』という無料のコミュニティを運営しています。日本酒のことで分からない事があれば、気軽にDMやコメントで聞いてください!

また『SAKE SHIEN』というECサイトを立ち上げました。これは「5年以内に酒蔵を造る」為に”長期的な資金調達”という目的で運営しています。もし興味があったら覗いてみてください。



↓Instagram↓


↓LINEオープンチャット↓


↓SAKE SHIEN↓


この記事が参加している募集

スキしてみて

人生を変えた一冊

サポートをご検討頂きありがとうございます。 サポートは『日本酒クリエイター』として”日本酒関連の事業”に活用させていただきます。