【酒蔵修行】仕事を貰う為に始めたこと 〜真冬に半袖で過ごしている理由〜
石川県の酒蔵へ修行に来ています。
最低気温は氷点下のときもあり、雪が降っているような状況です。
その状況で何を血迷ったか、、、仕事中は半袖で作業をしています。
今日はその明確な理由についてまとめていきたいと思います。
まず簡単に酒蔵での役割について
酒蔵での仕事は大きく分けて5つの役職があります。
杜氏、頭、麹屋、酛屋、釜屋になります。
今僕の仕事は、釜屋の助手なんです。つまりは、役職者の補佐と全体的に動かないといけない”追い回し”というポジションです。
”追い回し”というだけあって、上司に追い回されるような感じで、仕事を振ってもらい日々走り回っています。笑
その中でも重要な役職は?
ざっくり説明すると、杜氏という存在は酒造りの最高責任者のことです。
頭は現場の責任者のようなイメージになります。
麹屋、酛屋、釜屋はそれぞれ造りの工程の責任者になります。
造りの工程(役職)の中で最も重要な役割は、”麹屋”なんです。
『一麹、二酛、三造り』と言われる程、麹は酒造りにおいて重要であり、その工程を任される”麹屋”は酒の品質を左右する要でもあります。
麹屋の仕事について
詳しくは説明できないのですが、”室”という高温の部屋で作業をおこないます。
身近な例で言うと、サウナの中で重労働をするようなポジションなんです。
室の中では基本的に上裸で作業をするので、脱いだり着たりがしやすいように真冬でもTシャツを着てることが多いんです。
「あいつに任せよう!」と思いついて貰いたい
僕は釜屋助手なので、基本的に寒いところでの作業になります。
なので、Tシャツを着てる必要はないんです。(むしろ、長袖の下にダウンジャケットを着てる人もいるくらいです)
でも、そのポジションの僕が真冬なのにもかかわらず、半袖を着てたら不自然ですよね。
その不自然さによって、「あいつを室にいかせようかな?」って思いついて貰う為に寒いのを我慢しているんです。
これって本当に自己満足で終わるかもしれない策だけど、何もしないで可能性を”0”にするよりもいいと思いませんか?笑
その小さな小さな積み重ねでチャンスを得ることができるのであれば、どんなことでも我慢できる気がします。
まとめ
今回は、””【酒蔵修行】仕事を貰う為に始めたこと 〜真冬に半袖で過ごしている理由〜””についてまとめてみました。
もう発想が小学生レベルではありますが、本当に小さな努力の積み重ねがチャンスを得ることに繋がると思うんです。
この戦略に意味があるかは分からないのですが、大切なのはその考えに至るまでの思考だったり、なんでもやってみる精神だと思います。
どんな状況でも少しでも前進できるように日々考えながら努力していきたいと思います。
少しでも何かの参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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