『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだ
私は働いている。日々の生活のため、本を買うため、家に生活費を入れるため、日常の潤いのために、働いている。もはやそれらが何のためにあるのかわからないまま、働いている。あくせく働いている。日々の生活を続ける意味は? 働かず毎日だらだらと過ごしてもいいのでは? 働かなければ日常の潤いも必要なくなるのでは? そう考え始めると人生を終わらせるしかなくなるのでその辺りにして、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」問題である。
本を読む人々が必ずぶつかる疑問だが、この新書の筆者はどう