センチメンタルミッドナイト
煙草は嫌い。だって君を思い出すから。
君が吸ってた煙草の銘柄、未だに忘れられないでいる。
副流煙ごと飲み込んで、キスした夜が甦る。
赤い口紅、白い煙、夜景に溶ける後ろ姿。
またね、なんて。笑って嘘を吐いてみる。
暗闇に染まるベランダ、君が忘れてった煙草を咥えて、見よう見まねで火をつけてみる。
思わず咳き込む、なんてことないセンチメンタルミッドナイト。
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