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育児にっき@ペナン:生後2ヶ月のあれこれ

こんにちは、さかりな(@sakarina27)です。

前回初めての育児にっきを書いてからまた月日が経ちました。

なんとか初めの1ヶ月を乗り切り赤ちゃんのお世話にも慣れてきたところでしたが、まだ分からないことだらけな中で私のメンタルが最大級に落ち込み(たぶんマタニティブルーズ)、新たな問題も出てきたりして、てんやわんやな2ヶ月目でした。

正直、この時期の記憶がちょっと曖昧です。毎日半日くらい我が子を抱っこして、毎週数回はピリピリして旦那さんにあたってしまってました。最初の月は体力的にキツかったのですが、2ヶ月目はたぶん精神的に一番キツい時期だったと思います。
(そのせいか、2ヶ月目のnoteはすぐには書けなかったです)

それでもやっぱり赤ちゃんはすくすくと育ちました。ざっくりとまとめてみます。

生後1〜2ヶ月:赤ちゃんの成長の様子

まとめると、こんな感じです。

・1回あたりのミルクの量がなんと最大180ml(!)まで増える
・そして体重がなんと2ヶ月で6kg超え(出生時体重のほぼ倍)
・ミルクをどれだけ飲んでも泣く、寝ている間に何度も吐く、2時間もたたないうちにまた泣き出す、をくりかえす日々→どれだけミルクあげればいいのか分からない...
・うんちがかなり緩くなってくる→なんらかの異変が...?(後ほど解説)
・脂漏性湿疹がピーク→朝晩2回の拭き取りと保湿でおでこのみ改善が見られる
・我が子は自力で寝れないので、昼寝・夜寝の度に毎回抱っこで30分くらいゆらゆらして寝かしつけ→寝てもすぐ起きちゃうので、エンドレス抱っこの日々
・音のする方向や、ママやパパの顔をじっと見つめてくるようになる(でも無表情)
・毎回お風呂入れるとギャン泣き→1ヶ月半ごろにはお風呂に入れると泣き止むほどまで改善!(たぶんお風呂好き)

ミルクを飲んでは吐く、を繰り返してしまい、かつ自分で寝ないので、私の1日は抱っこと洗濯とミルクでいっぱいいっぱいでした。
たくさん吐くのですが、それ以上に飲むので体重が急激に増え、2ヶ月にして顔がパンパン、足もムチムチになり、ちょっと心配になるくらいの成長を遂げていました。

ミルク飲んで寝てばかりだな...と思っていた赤ちゃんも、起きている間にじっとこちらを見つめてきたり、表情のバリエーションが増えて、眉毛を寄せたりしかめっ面したり、と少しずつ成長が見られました。

一方でまだこちらを見て笑ってくれることもなければ、クーイング(「あー」とか「うー」とか声を出すこと)もないので、一緒に遊んだりできるまではもうちょっと我慢、という感じです。

生後1〜2ヶ月:赤ちゃんを育てて思ったこと

子育てで始めての大きな失敗(?)、というか、間違っていたことがありました。ミルクの与え方についてです。

0〜1ヶ月の頃と比べて、ミルクを飲む量がまたグンと増え、そのせいもあって、吐き戻す量と頻度が増えてしまいました。この時期になると赤ちゃん本人もかなり気持ち悪そう・苦しそうにしていて、寝ていても吐いて起きてしまったり、(たぶん)お腹が苦しいせいで何度もうなったりしていました。

それでも、何度も口をパクパクさせてミルクを欲しがるので、「吐いてしまってるから欲しがるのかな」と思い、欲しがる分だけ飲ませていました。

すると、1ヶ月を過ぎたあたりから、赤ちゃんのうんちがかなり緩くなってきました。「ウイルスかなにかにでもやられたのだろうか、それとも寝冷え...?」などと思っていたのですが、よくよく調べてみると「ミルクの飲み過ぎによって一時的に消化不良になる結果、下痢をすることがある」との情報を見つけたのです。

その後お医者さんにも診てもらって状況を伝え、過飲の可能性が高い、と判断してもらってミルクの量を制限していくことにしました。
基本新生児のうちは欲しがる分だけ飲ませて良い、という言葉を信じ切っていたのですが、飲ませすぎだったようでした。

ただ、「どうしてミルクを飲み過ぎているのに、この子は何度もミルクを欲しがる(しかも毎回律儀に飲み干す)んだろう?」と言うのが気がかりでした。

よくよく観察してみると、我が子がミルクを欲しがる時はいつも眠たい時だったのです。

どうやら我が子はミルクを飲んでお腹いっぱいにしてそのまま寝る、というのが好みなようで、眠りたい時は(そこまでお腹が空いていなくても)口をパクパクさせるのです。そして、新生児なので自分が満腹になったかどうかの感覚も分かっておらず、飲み始めたら意識を失う(寝落ちする)までゴクゴク飲んでしまい、結局胃に入りきらないまで飲んでしまって吐く、を繰り返していたようでした。

ミルクを制限し始めてからは、前のミルクの時間から3時間空く前に口をパクパクさせてミルクを要求された場合、泣き喚く我が子をひたすら抱っこして寝かしつける、という荒技(?)で凌ぎました。我が子の方も、初めはミルクがもらえないことでギャンギャン泣きましたが、抱っこでも寝れることが分かると、(なんとなくですが)ちょっとずつその感覚に慣れようと頑張っているような素振りを見せていました。
(抱っこしている私の服に顔を埋めたり、私の指を握ってみたり)

一度ミルクの量に慣れてしまった赤ちゃんにミルクを我慢してもらうのはめちゃくちゃ大変なのですが、約2週間くらいかけて少しずつ症状が安定して、吐く量も頻度も徐々に減っていきました。

我が子にはかなり苦しい思いをさせてしまっていて、そして結果的に体重も異常に増えてしまっていたので、反省です。
でもこの経験を通じて、ググり力とお母さんレベルがちょっと上がったように思います。

もし同じような現象に悩んでいるお母さんがいたら、「飲ませ過ぎてないかな?」と一度疑ってみるのもいいかもしれません。

生後1〜2ヶ月:海外ならではエピソード「赤ちゃんへのお祝い」

日本だと赤ちゃんが生まれた方へお祝い(赤ちゃんグッズだったり、ギフトカードだったり?あまり分からない)をあげて、それに対して「内祝い」という形でお返しをするのがよくあるパターンかと思います。

マレーシアの中華系の場合、「紅包(アンパオ)」という、赤色のお年玉のポチ袋のような袋にお金を入れてプレゼントするのが基本のようです。
そして、それに対しては赤ちゃんが1ヶ月を迎えた頃、フルムーンのお祝い(中国語でなんていうかは分からない、満月、みたいな漢字だったと思います)として、外側を赤く塗ったゆで卵やらAng ku kuehと呼ばれるお菓子(もち米でできたケーキのようなもの)をお返しするのが伝統的(?)なやり方だそう。

例えば、お返しのお菓子はこんな感じのイメージです。

お祝いのお金はもらったものの、うちはお返しはやりませんでした。笑
出産を経て1ヶ月不慣れなお世話をした後の感想としては、日本式であれチャイニーズマレーシア人式であれ、本音を言うと「お返しの用意が面倒くさすぎるから、やらないでおこう」一択でした。(ごめんなさい)
旦那さんとも相談し、コロナのことも私の体調のこともあるからあまり外に出ない方がいいし、うちはお祝い事は特にやらないでおこう、ということになりました。

体はボロボロ、メンタルもボロボロ、な状態で、内祝いを手配して渡して、ニューボーンフォト撮って、とイベントごとをしっかりとこなせるご家庭の方、尊敬します。


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という感じです。めっちゃキツかったので、2ヶ月目が終わってよかったです。

いろいろ調べてみると、3ヶ月になる頃にはもう少し成長が見られて赤ちゃんらしくなる(はず)ようなので、とっても楽しみです。
(これ書き終わる頃にはもう3ヶ月経ってますが...笑)


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