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サカナ月報(2023年9月)

今月は水面下の活動を含めて継続してストイックに活動できた!!
それなりなハプニングがあってもほぼ毎日ゲ制に時間を割く習慣ができた。
今後もこの少なくともほぼ毎日活動する習慣は継続していきたい!


1.ゲーム制作

ゲーム制作に関する記事は基本的にCi-enにお引越ししました。
ご興味ある方は以下をどうぞ!できればフォローもよろしくお願いします!
週報は100回で更新を終了しました。
週単位だと動きが緩慢すぎて変化に乏しかったためです。
今後は月報+ゲ制デー+不定期単発での更新といたします!

ちなみに近日中に以下の最新作がプレイ可能な状態になる見込みです。
(ブラッシュアップは1か月ほど継続する予定ではあります)


2.ゲームプレイ

今月も自由時間は映画観賞を除きほぼゲ制に捧げました。
(読書は基本的に通勤+突発空き時間+睡眠導入)

とはいえちまちまと「ノベコレ」のTGF2023作もプレイしております。
割と年初からちまちまやっているのでプレイ済は数十作くらいでしょうか。今季からは「制作がメイン」はブラさずにいきたいので、
あまりプレイに時間を割き過ぎないように週単位で調整するつもりですが、
150~200作くらいはプレイしたいという気持ちではあります。


3.note活動

今月の投稿回数は本記事含めて6回でした!
以下、並べていきたいと思います。

スキの数で本noteのニーズは一目瞭然ですよね。
自分としてもゲーム制作が主題と思っているので嬉しい限りです。
とはいえ、それなりの中身がないとノベルゲーム全般に関する記事はまとめる気も起きないし見る価値もないと思うのでこういうネタは今後も不定期。
noteの記事数もだいぶ増えてきたのでそのうちまたちょっと整理します。
特に映画は自分のためにマガジンでまとめて検索性を上げたいです。


4.読書

今月は11冊!電車通勤の機会が増えたのと、寝る前に子どもと並んで10~30分ほど読書する習慣ができてきて割と復調してきました。
小説以外とか分量少なめの本の割合も高めだったこともありそう。

■館島 東川 篤哉
「謎解きはディナーの後で」など数作しか読んでいない作者の作品。ユーモアミステリとのことで一定の人気のある作風のようだが、なんだか古臭い変にひょうきんなノリだなぁというのが率直な感想。9801時代のエロゲであれば完璧すぎる雰囲気だと思えるが、ミステリ小説としては違和感が。大胆な着想のトリックはかなり素晴らしく、もう一段上の傑作にもなり得たと感じたが、動機や真相解明に至る流れなどの雑さと相まって勿体なさを感じた。

■スイッチ 悪意の実験 塩谷 験
初期の頃はよく読んだメフィスト賞受賞作だが、最近の作品は気付けば全然読んでなかった。気まぐれに読んでみたが個人的には好きな設定の作品であり、このパターンの中ではオチも綺麗にまとまっていると感じて結構楽しめた。宗教絡みの変わった進行も結構大胆な展開も珍しく感じられ、興味を惹かれた。ツッコミどころはある程度感じたが、序盤からラストまで引き込まれて一気読み。他の受賞作も当たってみようかな。

■恋に至る病 斜線堂 有紀
国内のSF作品の解説などでその変わったペンネームを目にして気になっていた著者の本が平積みになっていたので試しに購入してみた。引きが気になる構成や展開に加えて文章も洗練されていてグイグイと惹き込まれ、結末も非常に良かった。主人公、そして特にヒロイン?のキャラ造形が秀逸だと感じた。オリジナリティというより描写が上手いのだと思われる。作者から投げられた二択については、伏線はそこそこ拾えたはずだがどちらとも断定できずにぐぬぬ!となった。

■正欲 朝井 リョウ
やはり著者は凄いと改めて感じた一作。多様性だダイバーシティだマイノリティの権利だという風潮が強い昨今に対してなんとなく当事者不在な感覚を持っていたが、その課題の一部を明確にしてもらえた印象を受けた。マジョリティ側であってもマイノリティ側であっても、自己の考え方の在り様を問われているような感覚があり、『何者』で感じた傍観者でいさせてくれない感覚がより強まったように思えた。当面作者買いはを続けることを確信。読み終わった人と本作のテーマについて話し合いたいなぁ。

■阪神タイガース暗黒時代再び 野村 克也
図書館で目に付いた新書を読んでみた。タイガースにおけるフロントや編成、OBやらマスコミやらの外乱・しがらみが分かりやすく記載されていた。90年代は割とタイガースを追い続けていた身として非常に腑に落ちる感覚があった。ノムさんの考えが全て正しいとも思わないが、確立した野球理論とそれを十分に裏付ける圧倒的な実績を持ち、自身の思想からブレないところは唯一無二な指導者だな、と改めて感じた。大谷選手の空前絶後の活躍を見てどんな反応をしたか、見てみたかった。

■ノッキンオン・ロックドドア 青崎 有吾
キャラ描写を中心に事件以外の部分でのフィクション要素が強めなミステリの連作短編集。同格の探偵2人が対話しながら事件の核心に迫るという設定は意外と珍しい気がする。ラノベ感が強めなのは好みが分かれそうだが読みやすいのは確か。単発の事件を解決しながら徐々に本編が展開していくので否が応でも興味が惹かれる。

■火花 又吉 直樹
芥川賞を受賞した超有名作を今更読了。純文学寄りの芥川賞にはあまり興味が持てずエンタメ寄りの直木賞系ばかりを好んで読んでいるが、なるほど普段読んでいるエンタメミステリ系の作品に比べて文章そのものの味わいは確実に上をいっているという印象を受けた。内容そのものも芸人の世界の普段垣間見ることも難しい人間関係をリアルに描写しており、お笑い好きとしてもとても楽しめた。

■覚悟のすすめ 金本 知憲
ノムさん本と合わせて読んでみた。大山選手のここ数年の大活躍などから実は金本監督の功績も大きいよな、と思い興味を持った。表紙に阪神タイガース外野手と明記されている通り現役時代の内容であったが、どのような心構えで選手生活を送っていたかが良く理解できた。タイガース加入後の成績は異常なほどハイレベルであったが、それほど活躍できた要因はやはり日々の弛まぬ努力であるということが良く分かった。一部の天才は除外されるかもしれないが、努力は成功の十分条件ではないが必要条件であることはどの業界でも基本的には間違いないのだろう。

■紅蓮館の殺人 阿津川 辰海
クローズドサークル×極限脱出モノ。これだけでも割と特殊設定なのに様々な凝った背景設定が興味深かった。キャラクターの魅力やトリックの完成度などやや気になる点もあったが、設定が十分に活かされた終盤の展開の数々はかなり楽しめた。よく見るタイプの変化球という気もしないでもないが、個人的に好きなパターンでもあった。続編も出版されており全4作という情報もあったのでラストまで追う予定。

■作家 超サバイバル術! 中山 七里、知念実希人、葉真中 顕
世にも珍しい『作家デビューしてからどう執筆活動を継続させるか』に焦点を当てた実用本。様々なテーマに対して三者三様の執筆陣が忌憚のない意見を述べているが、その違いも共通点もいずれも興味深い。自分自身は職業作家ではなくただのいち読者ではあるが、読書が趣味なので作家の生活やスタンスなどには非常に興味があり楽しめた。また、趣味で行っているゲーム制作の活動を続けるうえでも非常に有用と思える観点も散りばめられていて非常に良かった。

■怪人二十面相(少年探偵) 江戸川 乱歩
小5の子どものために借りてみたら大絶賛していたので今更初読してみた。変装の達人という設定を加えるとトリックの幅がここまで広がるのか、と思い非常に楽しめた。大人が読むと間違いなく先が読めるような語り口ではあるものの、それでも王道はやはり面白いと思えた。通勤の行き帰り+αの1時間半程度で1冊読めるのでシリーズ作は最後まで追ってみるつもり。


5.映画

当月中に観た中で一番良かったものの予告編を今後は貼ることにします。
というわけで今月はこちら!

個人的な感動という意味ではWBCのドキュメンタリー映画が一番ですが、
映画の枠なのか?という疑問もあってこちらを選びました!

かなり激しい表現満載の映画なので非常に刺激的ですが、
ラストでは音楽の持つ力をまざまざと見せつけられたり
メタファーや構成等の演出が光っていたり、
高みを目指す者たちの熱い魂が感じられる傑作だと思いました。

ちょっとした感想やおススメ度は別記事でまとめ(て)ます!
上段のリンクは今月まとめた記事。下段は今月観た映画です。

今月観た映画は以下です!★は自分の評価です!ご参考までに!
■憧れを超えた侍たち 世界一への記録(Amazonプライム)★★★★★
■セッション(Amazonプライム)★★★★☆
■フィールド・オブ・ドリームス(Amazonプライム)★★★☆☆
■バットマン(Amazonプライム)★★★☆☆
■バットマン リターンズ(Amazonプライム)★★★☆☆
■いわさきちひろ ~27歳の旅立ち~(Amazonプライム)★★★☆☆
■バットマン フォーエヴァー(Amazonプライム)★★★☆☆
■バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲(Amazonプライム)★★☆☆☆

今月観たのは全8本でした。当面4作ペースのつもりが今月は倍!
観たい映画もまた見つけたのでしばらくアマプラの契約を継続予定です。


6.運動

ランニング
今月はまあまあ。涼しくなってきたので走る際のペースが上がりバテにくくなったので所要時間が微減なのも良い感じ。来月は150kmはいきたい。

2日(土)   14km
4日(月)   15km
9日(土)   17km
13日(水)   15km
16日(土)   17km
21日(木)   15km
23日(土)   17km
26日(火)   15km
30日(土)   17km

計  142km

週2ランのペースをキープしたことでまぁそれなりに。
200kmくらい走れば体重が微減方向に進むはず。


というわけで今月もお疲れ様でした。

以上、富井サカナでした。
来月も頑張っていきましょーい!!


👇リンクまとめどうぞ👇


👇9月30日に公開申請を行うので直ぐにプレイ可なはずの新作!👇


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