J・ミラ

世間から怪訝な顔をされてしまうような文章だけを書くよう心がけています。

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最近の記事

名作映画がイマイチでそんな自分に失望した話

昔のアニメや映画を見るのが好きだ。 当時の人達が作ったその時代の最先端のエンタメをそのままの劣化のしない形で見れることが本当に嬉しい。 私はエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明氏、彼を 崇拝 推しているので彼が好きだと公言した作品は時間があるときは見るようにしている。 好きなアーティストが影響を受けた曲を聞くのと一緒だ。 私はこの行為を「好きなアーティストが好きなアーティストを聞く」と呼んでいる。けどなんだかややこしい言い方なので知り合いには不評である。 以前私は映画、「機動戦

    • 対戦ゲームが嫌いだった話

      子供の頃、友達の家に何人かで遊びに行くとやるのは決まって対戦ゲームだった。 ス◯ブラとか◯リオカートとか。 ゲーム下手な私はいつも負けていたので、あまり良い思い出がない。 もしも対戦ゲームで負けることを競う大会があったらそれはもう芸術点の高い負け方をして審査員を唸らせていたであろう。対戦しても私の選んだゲームキャラは直ぐに塵と化す(負ける)のでその内、その子の家に置いてある物や部屋の様子を観察して、この家の人たちは普段どんな暮らしをしてるのか妄想するようになっていた。 今思え

      • あの街が嫌いだった話

        皆には今まで内緒にしてたけど キラキラした都会を歩くときは、ぼくはマスクの下で変顔をしています。 あの街全体を包んでいる“凄み”みたいなものに押しつぶされてしまいそうな感覚、あれが苦手だからです。 ぼくもまだ若者のカテゴリーに入ってるけど(そうだと信じたい)、なんでああいう街の若者はあんな自信に満ちた雰囲気で歩けてるのでしょうか? なんかもう変顔とかしてバランスを取らないと、 とてもじゃないが歩けなくないですか? はあ~~~~~~~~~~~~~~~~ (ありったけのため息

        • 本音を言うのが嫌いだった話

          子供の頃はこの手の質問をよく訊かれた。 当時料理にハマっていた私はコックになりたいです、 と答えたのに何をどう聞き間違えたのか「大工になりたいのか!夢が叶うと良いな!」と屈託のない笑顔を向けた小学校の担任の先生は今でも忘れられない。 そのあまりの華麗な聞き間違えに私は北島康介よろしく何も言い返せなかった(彼の金メダル獲得と先生のクソみたいな聞き間違えを同列に扱うのは失礼かもしれないけど)。 今振り返ると、そんな些細な間違えさえも指摘できなかった気弱な私の人間性はその頃から既に

        名作映画がイマイチでそんな自分に失望した話

          カフェインが嫌いだった話

          「グランデとトールってどっちが大きいの?」 いつも忘れてしまう。 トールは高いって意味だから大きそうだけど、グランデは綴りがなんか“グランド”に似て広大なイメージがする、こっちも大きそうだ。 悩んだすえ結局いつも 「あ〜、真ん中のサイズでお願いします。」 と注文してしまう。 ぼくはスタバに来ていた。 “真ん中のサイズ”のカフェモカを頼んだ後、適当な席に座り一口飲む。 … … … 美味しい。 コーヒー豆を挽いたこの香りが好きなので、ちょっと気分が上がる。 たまにはこういう

          カフェインが嫌いだった話

          近所のコンビニが嫌いだった話

          ぼくは近所のコンビニが嫌いだ。 そもそも、なんでコンビニエンスストア(日本語に訳すと便利なお店)をコンビニって呼ぶのだろう。 じゃあ何すか、 「便利なお店」略して「便」ってことすか? うんちってことすか ?(WANIMA っぽく) ………… ごめんなさい、ただの屁理屈です。 最近気づいたことがある、ぼくは甘党だった。 体がチョコをやたら要求してくるのだ。 だから近所のコンビニに寄らないといけないのだけど、そこで問題が発生する。 店員さんに 「こいつ毎日甘いもの買ってんなぁ!

          近所のコンビニが嫌いだった話

          世の中が嫌いな話。

          2時間。 アイデアが何も浮かばないあの鬱屈とした部屋を飛び出し、散歩をしてから2時間が経とうとしている。 歩きながら物思いにふけると面白いアイデアがよく出る。 本当はこんな夜更けに出歩かなくてもパパッと曲を作れれば良いのだが、生憎ぼくはそこまで器用じゃない。 やべぇ、足が超痛い…… 安物のサンダルを履いてるこの両足は限界を迎えようとしていた。 何で人は歩き過ぎると足が痛くなるのだろう。 この痛みが嫌いだ。 不便で仕方ない。 この外の暑さが嫌いだ。 帰ったらシャワー浴びなき

          世の中が嫌いな話。

          旅行が嫌いだった話

          (文章を書く練習。) 子供の頃は旅行なんて好きじゃなかった。 良い景色を見て、良い料理を食べて、良い旅館に泊まる、 それの何が楽しいのか分からなかった。 そんなものに心の癒やしを求めてる奴は大抵、日常生活に満足できてない人間か、「旅行をしてる」自分の姿に酔っている人間、おそらくこのどちらかである。 旅行するくらいだったらその退屈な日常を少しでも変える努力をすればいいのに。 …………なんて思っていたけど我ながら思う、 なんて嫌味なガキなんだ! 多分、こいつ友達少ないぞ!!

          旅行が嫌いだった話