最高の国防とは?
映画「ゴジラ-1,0」が昨年くれから今年の前半にかけて世界的に大ヒットとなり、さらにモノクロ版も上映され、高い評価を受けているのは皆様ご周知の通りだ。そしてアカデミー賞も受賞した。
何よりもハリウッドの10分の1以下の制作費でこれだけの作品を作ったことにハリウッドの関係者は大きなショックを受けたらしい。
この他、日本のアニメ映画は「アニメは子供向け」という常識を打ち破り、ジブリ映画の他、新海誠監督の「君の名は」や「鬼滅の刃」、「ワンピース」、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」・・・等々、世界中に熱狂的なファンを増やし続けている。
音楽ではYOASOBI、Ado、BABYMETAL、ONE OK ROCK、和楽器バンド、LOVEBITES、MIYAVI・・・など、じわじわと確実に世界中に影響を与えている。
その他、アーチストやダンサー、バイオリニストなど、世界中が天才と認める人々が日本から多数輩出されている。
さらに、スポーツでは、井上尚弥、大谷翔平、イチロー等々。
そのほか、文学、芸術、伝統文化、伝統芸能、建築、武道、作庭、料理、・・・etc。
以上のようなことを踏まえて、今後は、才能のあるクリエイターやアーチストを輩出する土壌を堅持することが、最高の国防になると私は信じている。
今こそ、日本人は日本の先人達が極めた、自然と共存する美しい生きかたを、もう一度見直し、そこに立ち戻るべきだ。
企業においても、あらゆる分野で多大な影響力を持つ日本。
しかも、人類に感動と幸せをもたらす影響力だ。
最近「自己肯定感」という言葉が飛び交っているが、その前に私たちがまず持つべきは「自国肯定感」だ。
戦後、アメリカから自虐史観を押し付けられ、最近まで学校行事の国旗掲揚時に起立しない教師がいた日本だった。
もうそろそろ、アメリカの見えない首輪と鎖を外して、日本人は目覚める時が来たのだと思う。
日本にはこれから世界の人々が必要とする叡智と目指すべき永遠普遍の美意識と哲学がある。
戦後それらから目を背けられてきたのだが、もういい加減、目を覚ますべきだ。
それが最もアメリカが恐れていることだとしても・・・・・・・
目覚めよ、ゴジラ!!!
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和文化デザイン思考講師 成願義夫
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