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就活生30名「社会福祉法人に興味を持った」 その理由とは?

8月27日(土曜日)に、介護施設を運営する社会福祉法人緑樹会で就活イベント(1dayインターン)が開催された。対象はこれから就活が本格化する大学3年生(24卒)。告知開始から開催まで1ヶ月という短期間ではありながらも、約30名の学生が参加した。

急な開催でも就活生30名が参加


企画・集客・運営を担当したのは、空き時間で福祉のお手伝いができる「スケッター」を運営する株式会社プラスロボ。異業種や若い世代が「福祉業界」と関わる伝線作りが得意なため、今回のイベントを遂行した。

イベントの内容は、緑樹会が抱えるリアル課題を題材に、学生自身が解決策を考えて発表するというもの。今回、題材となったのは「施設と地域住民の交流人口の増加」だ。

「入居者へのサービス提供だけではなく地域の福祉拠点として存在、役割をより強化していきたい――。若い学生視点でのアイデアを期待します」(緑樹会)

社会福祉法人の使命について、緑樹会から学生に説明があり、過去の取り組みも説明。様々な背景を理解した上で「解決策を一緒に考える」ワークショップがスタート。

学生は5チームに分かれ、最後のプレゼン発表に向けて意見を出し合う。制限時間は90分。緑樹会の職員に積極的に質問をしながらアイデアに磨きをかけていった。

社会福祉法人緑樹会の情報を整理する学生



法人の強みを分析し、アイデアを出し合う

発表では、若い世代と入居者との交流を軸に、多様な切り口でのアイデアが披露された。

社会人目線での内容に関するフィードバックも行われ、半日のワークショップが終了。その後の懇親会にも学生は参加し、職員との交流を深めた。

イベント終了後のアンケートでは「介護サービスだけでなく、地域との関わり方を意識していることが理解できたし、意外な発見だった」「施設や職員の雰囲気を知ることができてイメージが変わった」などポジティブな意見が多く、このまま採用選考に進みたいという学生が多数いるという結果に。

今回のイベントのように、「課題解決型ワークショップ」は学生にとって有意義であるだけでなく、題材となる企業にとっても「学生視点のアイデア・価値観」をストレートに得られるメリットがある。

また、解決策を出す過程では、その企業に対する深い理解が必要不可欠になるため、企業分析を徹底的に実行してもらえる。結果として、企業のPRに繋がり、ファン化にも繋がるということが分かった。

プラスロボでは11月5日にも、課題解決型ワークショップを企画する。興味のある方はご連絡いただきたい(参加企業募集中!)。

https://www.plusrobo.co.jp


就活生との集合写真


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