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サカキシンイチロウのおいしい手帖

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おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。
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2020年6月の記事一覧

肉もうまいけど野菜や魚もネ…、なざくろ

ひさしぶりに銀座で贅沢な日本料理をたのしむお昼。 「ざくろ」に来ました。 ここもしばらく休業してた。銀座松屋の通りを隔てた隣のビル。地下が飲食フロアになってて同じフロアで営業している同系列のトップスも営業再開。 うれしくって開店のちょっと前に着いちゃった。 こちらでしばらくお待ち下さいと入り口前の椅子に座ってしばらく待った。黒服の男性スタッフも着物姿の中居さんもみんなマスク着用。口元が隠れている分、目の表情で笑顔いっぱいを表現してる。 もともと大きなテーブル、広い通路の店

並ばずにすむステーキのルモンド

今の時期。 通常ならば大行列で待たなきゃいけない人気の店に、並ばずスッと入れたりする。 お店の人にとっては大変。 お客様にとってはチャンスという、悩ましいかな、緊急事態。 新宿西口にある「ルモンド」というステーキ店もそういう状況。 いつもならば営業中はずっとウェイティングの人がお店の表に立って待っている。 ところが今日はウェイティングなし。 こりゃありがたい…、と早めの夕食をとることにした。 カウンターだけの小さな店です。 いつもは奥から順番にギッシリお客様を案内する。今は

手打ちのひやむぎ、天ぷらの盛り合わせ

梅雨も終わってないというのに、本格的に暑い近頃。 涼しいものを食べたいなぁ…、って思ってそれで「志な乃」を選ぶ。 新宿御苑の近くにある店。 「民芸手打ちそば志な乃」と看板にあるように民芸調の造りの店で、入り口の引き戸がちょっと開けられていてアルコール消毒液が置かれていたりするのが今仕様。 扉の脇にはサンプルケース。スペース自体は大きくてなのにそこに置かれたサンプルはせいろに天盛り、天ぷらそばに鍋焼きうどん。いつもこれでいいんだろうか…、って心配になっちゃうほどにそっけない

ぼんごのおにぎり、テイクアウトも大人気!

新宿駅から山手線で北に向かって大塚にくる。 先日、友人と話をしていたら「ぼんご」の話にたまたまなって、行ってみたいけど機会がなくて…、っていうのでそれなら付き合いましょうとそれでわざわざやってくる。 何かをどこかで食べるために、わざわざ電車にのって移動するのはひさしぶり。 ひとりじゃなかなかそういう元気が湧いてこない。 もつべきものは友であります…、ありがたい。 おむすびの専門店です。カウンターだけ。そのカウンターの中に厨房。厨房と客席の間に仕切りのようにショーケースが設

キラキラな銀座、キラキラの銀座ウエスト

銀座で人と会う予定の今日。待ち合わせの時間は昼前なのだけれど、なんだかウキウキ気持ちがせいて早めに到着。 東京の朝は明るい朝で、空も青くて気持ちいい。 明るい気分に拍車がかかって、銀座ウエストに飛び込んだ。 この時期、お店に入るのにビクビクします。中の様子が無残な感染予防モードになっているんじゃないかと、おそるおそる店のドアを開けることが多くて今日も、ほんのちょっとだけおそるおそる。 店の様子はほぼ変わらずで、レジのところに透明仕切りがつけられてるだけ。検温と手の消毒がいら

移転統合、Teishoku美松、なおオキニイリ

池袋に来たらランチを食べたい店が一軒ある。 昔は2軒あって、どちらにしようか迷ったものです。「Teishoku美松」と「美松はなれ」がその2軒。 本店と支店という関係の店で、ところが今はかつての本店が支店に移転統合。「Teishoku美松」が存続店舗になった次第。 本店のあった場所はチェーンのコーヒー焙煎所になっていた。 趣のある老舗然としたかつての本店のムードと違って、あらたな本店は明るく開放的な造り。おむすびの売店が入り口正面にあったりしてムードもカジュアル。 本店が