リモートワークの前にフリーアドレスを試そうと思う件
過去にリモートワークを本当の意味で適用したことがない自社は、まずは社内でフリーアドレスをやって状況を観測し、そのうえでリモートワークを適用すれば良いと思っている。
本記事の結論
リモートワーク(人のロケーションを分散)をしたからといって、生産性が上がったり効率が上がったりはしない。むしろ、悪くなる可能性がある。
メリットとデメリットの両方を知っておく必要がある。「地方に拠点があること」と「社内の敷地がある程度広いこと」という条件を生かし、フリーアドレスを先に試してみてはどうかと考えた。
リモートワークのメリット
通勤する必要がなく、その時間に生産性の高い業務を実行できる。通勤する必要がないということは「時間の制約がない」「事故に巻き込まれない」「ウイルス感染リスク低い」などがある。
リモートワークのデメリット
コミュニケーションを成立するための配慮に神経を使い、集中力が欠ける時間が生まれる。(一人で業務を完結できる仕事なら良いかも)
仕事をするための専用の場所を確保するための(会社側及び従業員側の)準備、努力に追加投資及びランニングコストが必要になる。
都市部と地方の違い
地方の拠点の場合、じつは通勤時間が短い。また、車通勤で平均20分~30分の場合、通勤に発生するメリットが東京のような都市部に比べてかなり薄まる。車で通勤となるとウイルス感染リスクも低い。リモートワークを展開するタイミングやどの程度の強制力で展開するかも、国内で複数拠点を持つ場合は、地域差を意識する必要がある。
やってみてわかることが多いので本格的に試す
インフラをまずは整備して、フリーアドレスを試せばいいんじゃないかな。フリーアドレスなら人事制度やルールを大きく変えずに試すことができる。小さいサイズ(特定の部署だけ)でも試すことができる。
フリーアドレスで疑似的にリモートワークを体験できる。どうしてもリアルに対面して会話しないといけなくなれば、集まれる距離にいる。そういう必要性がどのくらいあるかを事前にみなが実感すればいい。それで実績を積んでいき、その必要がある人、その働き方ができる人からリモートワークをやれば良いんじゃないかな。
また、日ごろからフリーアドレスでうまく回していれば、きっと、パンデミックが起きた時にもリモートワークを安心して出せると思うんですよね。
Appendix. 働く場所をもっと自由に選んでいいじゃんという話
たまたまネットで読んだ記事。離れたい時もあるよね?私もあります。そういう時に離れたらいいじゃんということも、フリーアドレスやリモートワークなどがあれば可能になる。
以上。
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