顕微鏡 夢日記2023.5.9

 書店。
 おそらく郊外にある、売り場面積が広大な書店だ。
 文房具売り場の一画に大きな机が置いてあり、小学生くらいの子どもが集まっていた。順番に顕微鏡を覗いている。顕微鏡のセッティングをしたのは、おじいさんだった。
 近所の排水溝から採取した泥を観察しているのだ。小さな虫や微生物を見付けて、子どもたちはきゃっきゃとはしゃいでいる。ちゃんと見て描いときなさいよ、とおじいさんが言う。
 子どもたちの開いているノートは、上から3分の2ほどに大きな丸、その下に罫線が印刷されている。顕微鏡で見たままを記入できる専用のノートらしい。
 たまに、書店の従業員のお姉さんが様子を見に来る。
 書店が主催した、自由研究のための科学教室、みたいなイベントらしい。

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