今日からビーツと仲良くなる
大地を守る会でおまかせの野菜セットを頼んでいます。時々見慣れない野菜が入っていて、それがビーツとの出会いでした。見た目の鮮やかな赤紫、濃厚な味、高い栄養価、どこをとっても大好きになってしまった。。。私が恋に落ちたビーツの紹介をしたいと思います。
「ビーツ」おすすめレシピ
ビーツの梅干しサラダ
<材料>
ビーツ 1玉
梅干し 1個
酢 大さじ1
<作り方>
ビーツは皮ツキのまま千切りにする。
梅干しは種をとり細かく叩く。
全ての材料を混ぜる。出来上がり。
ビーツ独特のゴボウのような土臭さと、れんこんの甘みをすごく濃くした感じに梅干しが完全にマッチしてます。土の香りと濃い甘みが梅干しの酸味塩味と合っているのです。私好み。
ビーツのきんぴら
<材料>
ビーツ
ゴボウ
人参
酢
醤油
<作り方>
野菜は全て細切りにする。フライパンに油を熱し、野菜を炒める。(弱火でじっくりです。)時々塩を振る(野菜から水分が出て焦げ付きにくくなるのと、甘みが滲み出ます)。ゴボウやビーツからえぐみがなくなって甘さが出たら調味料を加える。ビーツが甘いのでいつもきんぴらで使うみりんは必要ありません!出来上がり。
じっくり加熱することで、生で食べる時のえぐみがなくなり、甘さがより感じられます。食感はシャキシャキのまま。とまらぬ美味しさです。
本場ロシアではアルミホイルで丸ごとオーブンで焼いてから調理するのが常らしく、次に出会うことがあったら必ずトライしようと、心に誓うのであります。
ビーツの栄養
「ビーツ」はすごく栄養価の高い野菜。
高い抗酸化作用
ビーツの色素である「ベタライン色素」はポリフェノールの一種で高い抗酸化作用があります。体の中の活性酸素を取り除き、老化を防ぎ、細胞のがん化を抑制します。この色素は皮で守られているので加熱する際には特に皮付きのまま加熱することが望ましいです。
血行を改善、血管を柔らかく、血栓を防ぐ!=動脈硬化の予防にいい!
ビーツを食べることでNO(一酸化窒素)が体内で生産されます。私たちが食事や運動をする中で産生されたNOには血行を改善すると同時に、血管をやわらかくする働きがあり、血管の中で血栓の発生を防ぐといわれています。これは動脈硬化の予防につながります。
血行を改善することは、持久力アップや疲労回復にも効果があり、さらに基礎代謝のアップにもつながるので、運動能力の向上のほか、ダイエット効果も期待できるという、いいことづくしなのです。
またビーツに含まれるパントテン酸は血液の中のLDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす作用があります。動脈硬化の予防につながります。
むくみの解消と高血圧の予防
ビーツには、カリウムが多く含まれています。カリウムは体内の余分なナトリウム、すなわち塩分を排出する働きがあり、むくみの解消につながります。また塩分を排出して血圧の上昇を防ぐため、高血圧の予防にもなります。
オリゴ糖と腸内環境を整えます。
ビーツには天然の難消化性オリゴ糖「ラフィノース」が含まれています。腸内の環境を整えて善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する効果が期待できます。食物繊維も豊富なので、便通を改善し、老廃物を体外に排出しやすくします。
肝機能高めちゃうよ。
ビーツの特徴でもある濃い甘味成分であるベタインには、肝機能を高め、肝臓に脂肪がつくことを防ぐ働きがあります。肝硬変や肝脂肪の予防につながります。
ビーツどこで買える?
輸入の物は通年アマゾンなどでも手に入るよう。国産のものは年に2回収穫が可能で、6月〜7月、11月〜12月が旬。暑さに弱く、寒さに強い野菜なので、国内での産地は寒い地域が主です。
これからが旬ですね。楽しみです。新しいレシピができたらまたアップしますわ〜。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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