顧客の呼び方「様」or「さん」
僕はサービス業(飲食・福祉)の経営者だけど、顧客のことを「様づけ」はしていない。
飲食業では「お客様」とは言わず「お客さん」と呼ぶ。
福祉業でも、よその事業所では「ご利用者様」というところがあるみたいやけど、うちでは「メンバーさん」と呼ぶしね。
「お客様は神様!」という考えではない。
満太郎の掲げた旗(スタンス)に共感してくれたら嬉しいねん。
満太郎の旗に合わない人は、よそのお店へどうぞ!ええか悪いか?ではなく、相性の問題。
共感してくれて、来てくださった人に、満太郎のサービスを通じて喜んでもらえたら嬉しいやん。
そのためにできることは、一生懸命、何でもやったらええやんっていう感じ。
接客もフランク。
これは僕が経営しているのが、大衆酒場とアットホームな空間をウリにしている福祉の事業所だから。
餃子酒場満太郎で「ビール頂戴!」って注文されたときに「お客様。当店の生ビールには 泡あり、泡無し、泡だけ、の3種類から注ぎ方を選ぶことができます。いかがなさいますか?」っていうのは合わへんもん。
ただ、、、今のところ予定はないけれど、高単価な事業をするときには「様」づけすることになるんやろうか、、、。
「お客様は神様!」という考えではないものの、客単価〇万円する店で、「お客さん!今日は何しましょ!」っていうのは違う気がするもんなぁ、、、。
心持ちは変えないけれど、呼び方は変えるんかなぁ、、、。
色々インプットしながら、色々考える日々が続く。
過去50年間。
薄利多売を良しとしてきた飲食業。
構造的に利益を残すのが難しい業界。
ついてきてくれるスタッフに、今より1円でも高い給与を支払いたい気持ちを継続して実現していくためには、、、
薄利多売のレースから脱却して、VIP向けの高単価な事業もしないといけないのか???
とかね。
フェイスブックでフォローしている米田シェフの投稿。
色々考えさせられたなぁ。
noteで繋がるミッチーさんも記事にされていた。
この記事にならうと、、、客単価3万円の満太郎になるねー。
もしくは、産業別のベーシックインカム導入か???飲食店ってインフラ的な機能もあるやん!ってな感じかな、、、。
米田シェフの投稿へのコメント欄を読むのも、ええインプットになる。
うーん、、、色々考えちゃうね。
色々考えつつも、目の前のことに向き合って、、、
今日もアットホームな福祉事業所の経営と、フランクな接客をする酒場の親父を全うするとしよう。
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