信用を得るためには、目先の利益を度外視することもあるで

経営者たるもの、生産性を意識することは大切。

スタッフの皆が同じ時間頑張ってくれるなら、生産性が高いほうがいい。

生産性を高くして利益を残すからこそ、皆に還元できる。

利益がなければ、会社は存続できない。

数字を元に経営状況を分析することは大切。

なんぼ儲かってまっか?のソロバン勘定は常に頭に入れておかないといけない。

ほら、2024年から1万円札になる、渋沢さんもいうてはるで。

お金は卑しくないねん。

追いかけるものではないけれど、お金としっかり向きあうことは大切やねん。

けどね、、、

お金がありき。
生産性がありき。
目先の利益がありき。

では、あかんねん。

目先のお金は失おうが、生産性は低かろうが、採算が合わなかろうが、、、

信用を得るときには、採算度外視で動かないといけない時があるねん。

日本マクドナルドを作った藤田田(フジタ デン)さんのエピソード。


大損しても納期を守る[ウィキペディアより抜粋・要約]

・藤田は「ユダヤ人の会社」から、ナイフとフォーク300万本の注文を受注。

・藤田は業者にナイフとフォークの製造を発注したが、田植えの時期と重なったこともあり、期限内に商品が完成されなかった。

・そのため、当初予定していた船舶での輸送では、期限内にアメリカに納品できない事態に陥る。

・飛行機をチャーターすればなんとか納期が守れるが、ナイフとフォーク300万本の代金ではとても採算が合わない。しかし意地でも納期を守りたかった藤田は、当時の金額で3万ドル、日本円で1,000万円の費用をかけて飛行機をチャーターし、納期内に納品した。

・これが功を奏し、翌年、今度はアメリカンオイルからナイフとフォーク600万本の注文を受注する。ところが前年同様日本国内での生産が間に合わず、再び飛行機をチャーターすることになる。

・二度に渡る飛行機のチャーターで藤田は大損したが、このことにより買えるはずのないユダヤ人の信用を得た。

・「あいつは約束を守る日本人だ」という情報が、世界中のユダヤ人に伝わったという。


このエピソード好きやねんなぁ。

目先のお金よりも信用が大切やねん。

信用を得るためには、生産性や利益を度外視せなあかんときがあるねん。

ある飲食店の大手チェーンでも、クレーム1つの対応で管理職が車に乗って往復3時間かけて謝罪しにいった話を聞いたことがある。

信用を得る。信用を失う。

これはお金には換算できひんねん。

それくらい信用って大切。
信用があれば、お金を生み出すことはできるけど、お金があっても信用を買うことはできひんねん。

そんなことを思いながら、、、

通常営業時間では間に合わないから、時間外に、時給にしたら100円ほどの内職を黙々と数時間するときもある福祉事業。

かまへん、かまへん。

こういう時には、自分の時間単価は考えへんよー。

さあ、今日も信用を積み重ねていこう。


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