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出店時は常に低い売上設定を考えたほうがいいよね。あと閉店コストも・・・。

昨日の記事。

負けないこと、死なないことの部分。

記事を見てくれた嫁さんから、「抽象的でイメージがしにくい」とい意見があった。

なるほど。それなら、もう少し掘り下げてみることにする。

負けないこと。死なないこと。これについて考えるとき。

飲食店の場合なら、、、

・最低でもこれくらいは売れるだろうという、低い売上の目標設定を考えること
・閉店する場合、どれだけの損失があるかを考えること

この2点やね。

会社が倒産するかどうか?。崖っぷちで出店した串カツバルのカツ男爵は別として、、、


餃子酒場満太郎の出店時には、常にこの2点を考えてきた。

自分の日記を見返すと、1号店の十三店出店時は、僕が現場に入ってワンオペで一日2万円売れれば、赤字ではない(経営者の人件費は考えていないよ)なんて、言いながら出店したもんなぁ。あとは、設備投資額が500万円ほど。2万円の売上が上がらずに、閉店したとしても、カツ男爵があるから、会社は倒産しない。

そんなことを考えて出店していた。

結果的には、売上は1日の売上は10万円を超えて、1年かからずで投資額は回収できた。

この「結果的には」の部分を全く考えない場合ではないけれど、、、

時間をかけたのは、低い売上設定の「1日2万円はホンマに売れる?」という視点で、近くの飲食店の繁盛していないところが、実際どれくらい売っている?っていうのを調べることに注力した。
具体的には、目星をつけたお店にお客さんとして行ったり、お店の前に張り付いたり、お店の閉店後のゴミや空き樽や空き瓶を調べたり、酒屋さんに取引額をそれとなく教えてもらったり、、、。
失礼な話やで笑

閉店コストも、売上が2万円売れず、例えば1日1万円の売上なら、どれくらい赤字になるのか?それを何ヶ月続けて、閉店したら、投資額と含めてどれくらいの損失になるのか?を考える。
カツ男爵の現場を僕が抜けることで売上が下がる可能性もある。

会社全体として、カツ男爵の売上が下がる。満太郎も振るわない。
その場合、どのタイミングで満太郎を閉店して、僕がカツ男爵の現場に戻れば、会社は、倒産せずにすむのか?

こんなことを考えて、、、

うん。負けない。負けても死なない。

そう判断していた。

どやろ、これで昨日の記事の抽象的な部分が、少しは具体的になったかなぁ。

この頃、僕は自分の給料をとっていないから、自分のことを人件費がかからずにナンボでも働くスタッフと認識していた。今思えば、それも経営者としてアカン話やったな(笑)



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