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#10 自分の輪郭

こんにちは。sacaikumiです。

この「考える」マガジンは、私が関心を持ったトピックを幅広いテーマで自由に書いていく予定で作りました。今回は、自分について考える時間の意義についてお話します。

フリーランスになって私が一番変わったことは、自分自身について考える時間の長さと頻度が増えたことです。

私がひとつの部品として会社員をしていた頃は、組織の見たい景色と見せたい風貌をただ理解するだけで良かったから、自分について考えることは趣味でした。

今は、自分をどう見せたいか、その為にどんな服を着て、どんな作品に出会って、どんな街を歩いて、どんな人と過ごして、どんな仕事をしたらいいかな、、、というのを、仕事している時以外、常に考えています。

自分がなりたい自分自身の像から目を離さないために。

そんなことを半年やっているのですが、「自分がなりたい自分自身」の調合は日々変わり、日々明瞭になっていくふしぎな感覚があって、面白いです。

仕事だけは自分で選ぶのではなく自分を選んでくれた案件を引き受けていますが、面白いことに、私が変わった分だけ、やってくる仕事の内容も変わってきていて、ことさらに面白い。

自分の内側を考えて理解することはとても難しいけれど、何かしらの気付きを得るたびに「あれ、これ、昔から知ってたな」って思うから、本当は皆、潜在的には自分について凄く良く分かっているというのが最近の見立てです。

私は、デザインを使って、依頼してくれた人や企業やモノが、己の魅力を気付けるキッカケを作ったり、その上で戦略的に視覚的な説得力を与えたり出来る人になっていきたいです。

先は長いな〜って、デザインすればするほど思います。

いつか、涙が出るほど美しいものを作れる日は来るのかな。

記事を読んでいただきありがとうございます。個人的な情報を含まない記事は全て無料で公開しているので、気に入って頂けたらサポートしてくれると大変励みになります:)