働く意味について本気出して考えてみた

労働とは。


国民の3大義務と言われているアレのうちの一つである。勤労、納税。あとは暴食だったかな?


大半の日本人であれば幼い頃から労働については学校で教育を受け、はたまた自身の親の背中を見て育ち、「オトナになればああゆう風にはたらくんだ」「早くオトナになりたい」と思って生きてきたはず。



そしてその中の半数くらいがオトナになり「子供っていいよな、なんも考えなくて」「あぁ働きたくねぇ。サザエさんシンドローム。」「おぎゃー」などと喚き散らすようになる。いわゆる逆転現象ってやつですねハイ。




子供の頃はたしかによかった


これもまた育ってきた環境に左右されると思われるが、子供の頃はたしかに良かった。


学校での教育タイムこと5時間目を終え、「よっしゃー、オレんちで遊ぼうぜぇぇ」「いぇぇぇい」なんて言って友人宅でがんばれゴエモンやマリオカートをスーファミでやっているだけで時間を過ごせた。17時にさしかかる頃に夕食の支度が進む友人宅。その香りが本日の遊びの終わりをお知らせするのだが本人たちはおかまいなく。笑い、泣き、笑い、そして門限の時間を迎え徒歩数分圏内のそれぞれの帰路につく毎日。



何ががんばれゴエモンだ、いまでは「お前ががんばれエセ評論家」とどこかから声が飛んでくるようなオトナになったのが私。


子供の頃は何も考えてなかった。ただ、晩飯の事を考えたり明日の授業のことや忘れてた宿題。クラスの好きな女の子について考えてるだけで済んだ。



今ではどうだ?

今考えていることは、ローンの返済、リボ払い、養育費の行方、痛む右足、増え続ける体重の残高、冷蔵庫内に鎮座するアイツの賞味期限、「ゴミ捨てたかな?」という不安、「窓閉めたっけ?」という不安、「『pontaカードの名前の由来は(ポイントが)ポンポン貯まる』のくせして全然たまんねぇじゃねぇか」という苦情




これがオトナになるという事なのか。自身が子供の頃になりたかった「オトナ像」とのギャップが深すぎる、マリアナ海溝なんて比較対象にすらならない。光が届かないって、そもそもコチラはその光すらない。悲しいな



くわえて毎日好きでも無い労働をこなしているが、不思議な事にこれが「なんのために」労働をしているのかがわからない。


純粋に「生きるため」ではあるのだけれども、やはり理由がつまらない。「配偶者を守るため」とか「国を変えるため」とか「ひきこもるため」とか、大義名分が無いと労働おもろくないのじゃないだろうか?





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▲働く意味が見つからず、タバコにふけるカマキリのようす



なのでここで、スキでも無い仕事に向き合う意味、働く意義についてポルノグラフィティよろしく「本気出して考えてみた」シリーズとして「労働」について考えてみようと思う。





さて、今の僕は労働意欲がとても低い。

それは現時点で就労している会社についてそう思うだけで、ホントはもっとガツガツ働きたい。残業しようが休日出勤しようが、「働いている実感」が得られれば僕は勝手に気持ちよくなれるタイプだ。


ただ、それは建前でホントはガッツリヒモになって女社長とかに飼われたいタイプである。ゲームに課金して、週1くらいでザギンでディナーして、毎日11時頃に起床して高層階の窓から景色を眺めてゆっくりヒルナンデスとか見たいと思っているがそれはココでは割愛する



しかし、今現状の就労状況は仕事に対して人数が過剰供給になっていて複数人の一日の仕事内容が「昨日やったゲームの話」「機種変するために一日かけて情勢を調査した結果の報告」などで簡単にいうとヒマで社内ニートな状態。こんなん働いているといわないのだよワトソンくん…。


それでいて高給とりならまさに人間をやめるコースに突入できるが、そんな美味い話がどこにある。どこにもない。だからこれを読んでいる女社長の皆さん、僕をひきとってください(家事は問題なくできますが少し太っています)




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「労働」に向き合う気持ちが今無いのはやはりその「労働」に価値を見出していないからイマイチモチベーションがあがらないのではないだろうか?「金を稼ぐため」と割り切るにも薄氷みたいな薄給ではそこに「価値」は見いだせない。






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だから気持ちが負ける。我々は常に「虐げられる側」にまわってしまう。芯の無いバナナのような状態では、簡単に食べられて終わってしまう。









だからこそ、我々は芯のあるバナナにならなければならない


フニャフニャの甘いバナナではダメなのだ。それではただ食べられて終わってしまう。我々は生き残らればならない。




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ぐああああああああ、ど、同僚ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!なんでこんなことに!!な、な・・・なんとしてでも、私は生き残らねばならない!!!!






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な、友達ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!友達は頑張っていたからちょっと上品なサルに持っていかれてしまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!私は、お前の事をわすれないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!







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おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお前は誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!









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結論

労働に殺されないバナナになろう。

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