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思考は自問自答で

「考える時の基本やで。自問自答は」
『けどさ、できない子が多いのよ』
「ホントなんか~信じられへん」
『揺さんはフツーにやってた❓』

「そうやねぇ。わたしは子供ん頃から、自問自答と二律背反が基本やったな」

朔川揺さくかわようさんは、私フジミドリのアイコンを描いて下さいました。今回は対談形式のお相手をお願いしております。

 🌸 🌸 🌸

『子供の頃から自問自答ねぇ。たーしかに確かに。言われてみればオレもだわ」

「せやけど、これまでフジさんが教えてきた生徒はん、自問自答でけへんかったんや」

『うん。なんでだろうね』
「……フツーやらへんか」

『あれ。考えてみるとオレもヘンだな。自問自答はフツーだろって考えながらも、生徒ができないのを当たり前だと思ってる』

平成元1989年から塾講師を務める私ですが、自問自答する生徒には会ったことがないのです。

 🌀 🌀 🌀

「まぁな、矛盾が人間の本質やから。太るのイヤ~でも食べたい~どうしよ~えいっ!」

『ちょっと。気合い入れて食べないでよ』
「このパンケーキ、レモンクリームええな」

『ホントだ。甘酸っぱい。でさ。今度の物語講座は自問自答の勧めを書こうと思ったの。意外とやってない人っているかもね』

「わたしが小説を書く時は、降りてくるから自問自答とはちょい違うかも。キャラが自分で話すセリフを聞き取る感じやねん」

揺さんと私は、某サイトでそれぞれ小説や詩を連載中に出逢いました。早いもので、かれこれ十数年ほど前になります。

 👂 👂 👂

『降りてくるってのがわからない』
「そうやなぁ。リンクするいうんか」
『キャラが勝手に動き出すってやつか』
「アタマで考えるんとはちゃうな」

『あ。オレが塾で教える時と同じか。話してるとスッと浮かぶ。自分じゃない感じでさ。いこと言うな~誰だお前、みたいな』

「フジさんはエッセイ書いてはる時もやな。ミドリさん亡妻ですと一緒。女の気持ちわかってへんとか言われるんやろ。ぷふっ」

 🗿 🗿 🗿

そうです。フジミドリという名前が浮かんでから、突然書けるようになったのです。それまでホント書けませんでした。

ミドリが助けてくれるからオレは書ける。

そんな在り方が、自然とできたのかもしれません。在り方を見直せば脳は変わります。

 🌷 🌷 🌷

「自問自答の相手が誰かいうんはおっきなポイントかしれへん。今ふと思うたわ」

『あはは~それってまさに揺さんが今、自問自答してくれた答えじゃないの?』

「あ。それ言えとるわ。確かに」
『はは~声が聞こえるんだね』
「そうやな。ボソッいう感じや」
『創造の女神とか。守護霊かもね』

現代社会では、心から信頼できる相手はなかなか見つからなかったり致します。

信じるから裏切られるのだろう。なんて皮肉な逆説パラドックスを言われてしまいそうです。

もしも自分の中に、自問自答の相手をしてくれる完全完璧な存在がいたら嬉しいのに。

そんな空想が浮かびます。

 🌈 🌈 🌈


ではまた💚




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