アジサイと雨の物語を君に。

画像1 アジサイの道を通りすぎて、君に会いに行こう。雨の好きな君だから、傘を持って走ってゆこう。そして君に話すんだ。アジサイと雨の物語を。
画像2 君の家に着いたけど、ほらね、やっぱり雨がもうすぐ降り出しそう。明かりの灯った玄関から君の足音が聞こえてくる。僕を見てなんて言うんだろう?僕なんかより空を見て「雨だ!」ってきっと喜ぶんだろうな。まぁいいや。そんな君が好きなんだから。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一