始まりは桃太郎の物語

提案プレゼンは物語ストーリィ。挨拶スピーチも市場調査マーケティングも物語。わかっちゃいるけど──そんなあなたに朗報です。

物語を書く練習。始めませんか。何を書けばよいのか。まずはご存知の物語で。

そうですね～例えば桃太郎🍑

　♡　♡　♡

『昔々、あるところに』
「あら住所不定ね」
『お爺さんとお婆さんが』
「後期高齢者だわ」

『お爺さんは芝刈りに』
「シバかれたんだ」
『お婆さんは川へ』
「皮だけになったのね」

『そこへ桃が流れてきた』
「皮と腿。バラバラ殺人ね！」
『二つに切ると中から子供幼体が』
「エイリアン👾」

とまあ、こんなお遊びです。
気楽にお付き合い下さい(*⌒▽⌒*)

　♡　♡　♡

お爺さんが朝早くから起きて山へ芝刈りに行く──フリをして競馬場へ。お婆さんは川で洗濯と見せかけてコインランドリー♬

すると大きな桃が流れてきました。家に持って帰ると、お爺さんが繁々しげしげと眺めます👀

「ほう。これが噂の桃太郎入り桃か」
『中に桃太郎が隠れているんですよ』
「出刃ほうちょうで横に切っちゃるか。ハッ！」

　中で桃太郎はひやり。
　シュパーン！
　切っ先が尻に触れました。

　♡　♡　♡

「そろそろ鬼退治の頃合いじゃな」
　お爺さんが責付せっつきます。
『金銀パールお願いね』
　お婆さんは目が宝石らんらんです。

「キジさん、これあげる」
　桃太郎は黍団子ワイロを出しました。
『不要いらない。あたし、保守的なの』
　キジが飛び去りました。

「イヌくん、これ食べない？」
『前に食って不味まずかった。トラウマ』
　横そっぽを向きました。
「お願いだよ、サル君。家来に」
『悪いな。自由でいたい』
　木キー！に登りました。

桃太郎は一人寂しく連絡船に乗るのです。凍えそうな海を見つめます。灰色の空を鴎カモメが飛んでいく。鬼が島へ着きました。

港に島中の鬼が──

「私達は鬼です。でも隔離された島で誰にも迷惑かけていません！」
　拡声器マイクの声に鬼たちが叫びますウォー👹。
「無抵抗の私達を殺戮して金品を奪う。極悪非道の仕打ちです。許せません！」
「桃太郎、来るんじゃねぇ」
「帰れ、帰れ！シュプレヒコール」

船から見る横断幕の文字に桃太郎は深く傷ついて項垂うなだれました。

ボクって何──

　☆　☆　☆

如何どうでした？

意識はハラ中心へ

どうせ書けない。こんなことムダ。頭の判断や心の思いが浮かびます。ハラから俯瞰ふかんしちゃって下さい。

きっとあなたのハラにも。
愉快ワハハな物語が隠れています。

　♡　♡　♡

ではまた☆