なぜ生まれてきたのか
「今回は生まれた目的。哲学っぽいな」
『よくあるんだよね~生徒の悩みでさ』
「ははぁ。何のために勉強するんか?」
『親も先生も答えに困って誤魔化すの』
「将来きっと役に立つってホンマかいな」
『たーしかに確かに。未来はわからんのよ』
「大人かて、何のため生きとるんやら」
『そう。いつか必ず死ぬんだからさ!』
♡♡♡
こんにちは!
フジミドリです☆
三か月のご無沙汰でした。
お元気でいらっしゃいますか。
新シリーズは【癒や詩絵物語】です。
今回は【生まれた目的】を扱ってみました。
素朴な疑問が浮かんだのです。
(何のために生まれたか)
道術家である私。まず中真の仙骨を意識します。頭脳とは別の回路を使うのです。
スッと浮かぶ感覚がございます。
この感覚から物語と詩を創り、朔川揺さんの描いて下さる絵に添えてみました。
♡♡♡
「さてと、いよいよシーズン1の始まりや。物語と詩の形は決まったようやな」
『あはは~二転三転コロコロ変わったよ。揺さんにはその度、アイデア頂きました』
「わたしも楽しめたで。フジさん、いろんなこと考えつくから、面白かった」
『オレって、揺さんみたいな直感啓示型じゃなくて試行錯誤型だと思うのさ』
♡♡♡
創作者に二つのタイプがあるという考えは、もちろんフジミドリの我流です。
広く一般に普及した見解ではございません。
創作過程で、私は揺さんとしか語り合わないため、そのような考えへ至りました。
意外と的を射ているのではないだろうかと、秘かに自画自賛しております。
♡♡♡
「フジサンは運命論者やからな。この人生は映画のように決まってるいうのが前提や」
『たーしかに確かに。それでオレは、映画を楽しみつつ、他に理解も得たいんだよ』
「理解いうても頭でするんと違う。それはもう決まっとるいうんやから、ややこしいで」
『そうさ。仙骨を通して魂が理解する次元は決まってない。その理解が次の人生を創る。っていうのが道術家の基本だからね』
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私は生まれて泣きました。
たぶん、この世が地獄であると知っていたのでしょう。そんな気がしてなりません。
父と母は笑顔で迎えてくれました。
ならば、私がこの世を去る時も二人は笑顔で待っている、そう信じられるのです。
♡♡♡
『揺さん、イラストありがとね』
「今回はこの写真が元ネタや」
『へぇ。構図は似てるけど』
「そうやなぁ。目のあたり、ちょびっと眠そうにして、毛布もこんなんがええかなと」
『初稿は読んでもらったけど、絵を見た瞬間に、ふわっと温かい波動で包まれたよ』
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揺さんは、趣味でご覧になるネット上の画像から閃きを得てお描きのようです。
フジミドリが書く物語と詩に、関連づけた絵をリクエストしているのではございません。
とはいえ、絵を見ますと、初稿のどこが直すべき箇所かスッと浮かんで参りました。
♡♡♡
「次のテーマは決まっとるん?」
『そうだね~やっぱ続きかな』
「生まれた目的の後やから……」
『死ぬのは悪いのか、みたいな』
「悪いことやったら死者は悪人やで」
『あはは~死なない人いないもん』
「死んだあの世が天国ならええけど」
『こればっかは逝ってみないとね』
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お読み頂きありがとうございます!
フジミドリの次回は3月31日午前10時。こちら西遊記が4月4日午前9時です。
是非いらして下さい☆
ではまた💚
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