教育改革の嵐です
「フジさん、ええ授業や」
『おお~嬉しいお言葉』
「わたしが受けたかったわ」
『揺さん、オレもだよ』
「授業も中真感覚いうとったな」
『そう。スッと浮かぶんだ』
「イラストや小説と同じやね」
『自分で話して感動しちゃうの』
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こんにちは。
フジミドリです。
昨日の私物語は、私がどのように授業を進めているか、授業視点から描きました。
私は30数年に渡り、教育業界に身を置いております。noteを始めて3年余り、授業風景は何度かお伝えして参りました。
今回改めて、成人前の私が受けたかった授業を展開していると気づいたのです。
あの頃、どなたかこのように諭して下さったなら、人生は変わっていたろうか。そう夢想しつつ進めているのです。
では、イラスト担当朔川揺さんと創作談話、お届け致しましょう──
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「中肉中背、色白で眼鏡かけた男子生徒の、気弱そうな笑顔が浮かぶんやけど」
『わお、揺さん、なんでわかるんだい』
「一体感やないの。共鳴現象いうか」
『あ。今朝もhikariさんから、AIは一体感が取れませんねってコメント頂いて、たーしかに確かにと納得したわけよ』
「おい。書いた本人、今気づくんかい」
『あはは~スビバセン( ̄▽ ̄;)』
「なるほどな。AIはわたしたちに一体感を取れん。けど、逆はあるかしれへん」
『そっか。AIに対して一体感を持っちゃうのね。うーん。ゲームオタクとか?』
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受験で必要な知識や解法は、今や映像で十分に学べます。正直、学校や塾予備校よりも、コスト・時間ともに有効でしょう。
合格するために、いつ何をどれだけ進めればよいかも、AIが計画管理する時代が来てる。私はそう感じます。
とはいえ、常に中真感覚の私。
頭の考えや心の思いはそのままでよい。ただ仙骨を意識すればゼロになり、心地よい波動がスッと響いて参ります。
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『授業の調子で音声入力すると、ムダが多くなってさ。編集の方が時間食っちゃう』
「あんた、ほんま凝るからな。助詞の一つ変えて、文全体がおかしうなって、結局また元へ戻すとか。わたしはようやらんよ」
『ほとんど病気だね。でも、直すと良くなるのが愉快でさ。止められまへーん』
「イラストはスキに描かせてもらっとる」
『今回もマジ助かった。ありがとね』
「ラストでええセリフ出とったな」
『でしょでしょ。テヘ』
「自画自賛や」
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私の場合、中真からスッと閃きます。
後はお任せです。時おり、これダメじゃんと浮かびます。でも、思いは流すのです。
イラストは注文を出さず、自由に描いて頂きます。今回も行き詰った流れが、イラストの風景でピシッと纏まりました。
私のスタイルです。
スキを下さる方の記事は読ませて頂きます。皆さま、それぞれのスタイルで書かれていらっしゃる。とても豊かに感じます。
かつて、一握りの作家が書き、私たちは読むだけでした。今や誰もが発信可能な時代。
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「なんやったっけ。フジさん、前に書いとったろ。教師はいらん。道案内やったか」
『ああ。壇上の賢人は去れ、導き手よ来たれかな。ちょっと待ってね。今検索するからさ──わ。なんじゃこりゃ』
「あっはっは。出とるやないか」
『うわぁ。マジ驚いたわ。オレの記事』
「そういう時代なんやねぇ」
『うーん。有名人になった気分だよ』
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教育改革の大波に揺れている業界ですが、私はブレることがございません。
すべて決まっている。だから、このままでよい。ただ、理解さえすれば道は拓ける──
中真はそう悟っているのです。
もちろん、外の自分というか、今生を生きる私は、日々生徒たちの学業に向き合います。様々な思いが浮かんでくるのです。
つい、打ち消したりポジティブに正したり、以前はあれこれ足掻いたものでございます。今はただ坦々と済ませているのです。
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「考えてみると不思議やな。サイトに小説を書いておれば、どこの誰とも知らん人が読みに来てくれるんよ。ありがたいことやで」
『フォローやスキしてくれる。どんだけいい人なのって思っちゃう。コメントまで頂けるんだから、スゴい文化水準だよ』
「ちょっとええな思うて、写メ撮ってアップしたら、あっという間に大勢見てはる。なんや有名人になった錯覚起こすな」
『形は有名人と同じことがやれる。誰にでも設備が開かれてる。要は、そこから何をどれだけ理解して、次に繋げるかだね』
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しみじみ感じます。
文明の発達、もう充分ではないか。少なくとも私に関してなら、とても使いこなせていると言えません。
ここらで周囲を観察し、丁寧に確認する時期かもしれない。そう思うのです。
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「ごく当たり前になっとること、見直したらええかもな。知らんうち、贅沢に慣れてもうて、ありがたみを忘れとるんやないか」
『オレは今、丸山さんの【千日の瑠璃】をオマージュしてるけど、【夏の流れ】は手書きで写したもん。原稿用紙に筆ペンでさ』
「あっはっは。そらまた凝っとるな。そういや、わたしが最初に書いた小説は、大学ノートにシャーペンやった」
『今は、自分の作品をキンドル出版できるもんね。テクノロジーはもうOKかな』
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改めて、大自然を感じよう。
そう思いつきました。空に太陽。風吹いて雲が流れる。木々の葉は色づき、華麗な花も咲く。素晴らしき自然の豊かさを感じたい。
体の不具合や心に巣食う不安。仕事やお金や人間関係あれこれ、もう一度見直そう。とにかく生きているのだから。
今、そのような心持ちです──
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お読み頂き、ありがとうございます!
12月12日まで連載13回の中日です。
次回フジミドリは11月6日午後3時☆
こちら翌7日午後6時です♡