【25卒】4月1日時点の就職活動調査【キャリタス就活】
就活お疲れ様です。採用担当Aです。
キャリタス就活より4月1日時点の就活調査が発表されましたので見ていきましょう。
企業へのエントリーと説明会参加状況
近年エントリー数を絞る傾向にありますが、25卒は昨年より微増しました。
対面回帰の流れも引き続き起こっており、2年前に比べ10ポイント以上増えています。
学生一人あたりの平均エントリー社数は22.6社で、前年より微増。
オンライン説明会の参加平均は12.6社、対面は4.6社で、共に前年から増加。
説明会の適切な所要時間
タイパという言葉が流行っているほど学生が時間に対する意識が高まっています。
説明会をしていても聞いていないだろうなと思うことは正直あります。
書いてあることを読むだけでは飽きてしまいますし、WEBだとスマホをいじるなど別のことをしている方は少なくないだろうなと感じています。
逆に対面ではしっかりと時間を取って話を聞きたいというニーズが高まっています。
WEBが日常的になった反面、対面の価値が上がっていると感じています。
多数の学生が「30分〜1時間未満」を好ましいと感じているが、対面型では「1時間以上」を望む声も。
選考試験と内定状況
25卒も早期化です。
すでに内定率は62.8%となっており、選考タイミングが前倒しになっています。
受験社数も昨年同時期よりも高くなっています。
一方でタイミングが早くなったことによって準備が間に合わず、ESの提出ができなかったケースも見られました。
約90%の学生がエントリーシートの提出、筆記試験、面接試験を経験。内定率は62.8%で、前年より約10ポイント増。
内定取得後も就職活動を継続している学生が多い。
業界動向
業界としては序盤からIT業界が人気です。
文系は銀行が、理系はITや水産・食品に人気が集中しています。
また内定を持ちながら就活を継続している学生は全体の38.8%となっております。
早期化したからといって就活を終える時期は例年と変わらずといった結果でした。
情報処理・ソフトウェア業界への内定が多く、次いで銀行、水産・食品業界が人気。
学生の多くが就職活動を6月後半に終了したいと考えている。
福利厚生と将来性
福利厚生は多岐に渡り、企業の特徴の一つともなっています。
その中でもわかりやすい住宅関連が圧倒的に多く7割を超える学生が重視している結果となりました。
転職が昔よりも当たり前となりましたが、変わらず企業の安定性や将来性を重視する声が多くなっています。
約90%の学生が福利厚生と企業の将来性を重要視。特に住宅関連の福利厚生が求められている。
将来性の判断基準としては、業界の成長性や企業の立ち位置、新規事業の有無などが重視されている。
採用形態に対する意識
配属ガチャという言葉が一般的になりました。
今までのようなメンバーシップ型で総合的に様々な部署にジョブローテーションされながら成長を目指すということが受け入れられなくなってきています。
総合職採用の魅力が減少している一方で、初期配属確約採用への関心が高まっている。
まとめ
今回の調査データから、就職活動における学生の意識や傾向が見え、学生がどのような点を重視しているのかが理解できます。
特に、企業選びにおいて福利厚生の充実や明確なキャリアパスの提供が重要視されている点は注目すべきポイントですね。
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