公立学校の世界へようこそ!
3.学校事務職員編
③労働時間について
学校事務職員の労働時間についてなのですが、基本的に、教員よりは、労働管理がしやすい職種だと思います。
また、繁忙期以外は、わりと定時で勤務することができ、また、土日祝は休みなので、プライベートとの両立も図りやすいかと思います。
ただ、3月、4月の事務量は半端ではありません。
私自身、1人配置&2人配置の両方を経験しましたが、1人配置の学校に行くと、当然ですが、事務仕事を一手に引き受けなければなりません。
ですので、大量の書類作成などの事務処理に追われることになります。これは小学校勤務であろうが中学校勤務であろうが変わりません。
朝8時くらいに学校について、20時、21時はザラで、遅い時は、午前様になりかけたこともありました。
しかも、一人でやっているときは、事務処理に不安があっても、確かめることが難しいので、電話で、先輩の学校事務職員の方に聞くことが多かったです。
もちろん管理職として教頭先生や校長先生もおられるのですが、これらの方々はほとんどが教師からの管理職のパターンなので、学校事務職員の仕事で対処方法が分からないときに、なかなか明確に回答を聞くことは難しかったです。
やはりそれだけ学校事務職員の仕事が専門的なものなんだと改めて感じた瞬間でもありました。
しかし、この地獄のような2カ月を過ぎると、光が見えてきます。
そこからは、突発的なことがない限り、先ほども申し上げた通り、基本的に定時で上がれるので、ありがたかったです。
ただ、一点。
教師は、夏季休業中に、特別休暇だとか有給休暇だとかは、子どもたちが学校に来ていなければ取得しやすい環境にあるのですが、学校事務職員は、必ず、月末月初にしなければならない事務処理があり、また、月途中に給与事務も必ず発生するので、まとまった長い休みが取りにくかったです。
ですので、まとまって休みをとったのは、新婚旅行に行ったときだけでした。その時は、一人配置の学校でしたが、やりくりを最大限に考えて、何とか土日を挟んで1週間ほど休むことができました。
でも、帰ってきてからが鬼のように大変だったので、二度としたいとは思いませんでしたが…。
それでは本日はこの辺で👋
p.s.Kindle本を3冊出版しました。
GW中にもたくさんの方々に読んでいただきました。
本当にありがとうございます😭
Kindle Unlimitedの方は無料です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?