コーヒーのいれかた
おはよう
朝が来た
変な寝グセがあるけれど
ゆらゆら
春日向
そっと起こして
ぼんやりした頭で
夢の続きは終わり
目覚める部屋の中
射す光が眩しい
体を伸ばしたら
名残り温もり感じ
誘われた二度寝を
少しだけ
おはよう
朝が来た
変な寝グセがあるけれど
ゆらゆら
春日向
そっと起こして
ふわふわ
幸せな
あのコーヒーの匂いが
私を
くすぐってくる
あくびして歯磨き
空気を入れ換えよう
支度している音
楽しみ期待しちゃう
温かな香りで
寝ている猫が起きる
朝食と君の淹れた
コーヒー
おはよう
召し上がれ
朝が弱い寝坊助さ
こぽこぽ
注いでく
変わらない味
ぽかぽか
溢れてく
日向になるこの時間
ひと口
少し苦い
出会いの
入れたコーヒー
ブラックで
大人の味だと語って
甘くしたい
苦み嫌い
ミルクが多めの方がいい
年を重ね
二人の味
少し苦みのあるカフェオレ
君が好きな
コーヒーだから
おはよう
朝が来た
変な寝グセがあるけれど
ゆらゆら
春日向
そっと起こして
ふわふわ
幸せな
あのコーヒーの匂いが
私を
くすぐってくる
ありがと
おはよう
召し上がれ
朝が弱い寝坊助さ
こぽこぽ
注いでく
変わらない味
ぽかぽか
溢れてく
日向になるこの時間
ひと口
少し苦い
サポートをして頂くと有頂天の気分になって、心躍る作品を作りたいと思います。