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続、子どもがスマホばかり。子どもの伸ばすべき力。

どうも。
何者にでもないただの人SIROです。

今回は
『子どもがスマホばかり。』
の続編です。

前回は
時間設定するよりも、子どもに考えさせ意志決定させることが効果的である。
と言うお話をしました。

今回はそれ以上にもっと根本的に伸ばすべきところについてお話ししたいと思います。

これは、テレビやスマホを見続ける問題以前のことです。

結論を言いますと

その子は、テレビやスマホ以外の趣味をどのくらい持っていますか?
そして、その趣味に大人がどれだけ関心を向けていますか?
動画を見ることより楽しいがなければそりゃそればっかりになるよね!って話。

これ、本当に大事です。

スマホの時間を決めるとか以前の問題です。

動画を見ることだけが趣味ならば、それのない時間なんて暇だし苦痛ですよね?
他にすることない。ってなりますよね?
勉強とかあるだろ!
って思った方。
楽しくなかったらやりたくないじゃないですか。
なんなら『やりなさい』なんて言われた日には余計にやる気を失います。

我が家の場合

テレビ、スマホばかりに依存しなさい理由として、自分に意志決定する権限がある他に、それよりも楽しいと思えることがある。
と言うことがとても大きいとかんじます。

具体的には
お絵描き
工作
この辺りが最大の趣味です。

画面を見ない時はこの辺をひたすらやっている気がします。

揃いも揃ってスマホ依存

人それぞれ個性がありますので、好きなものが違うのなんて当たり前です。
ですが、揃いも揃って、スマホ、テレビ、ゲーム、がやめられないほど好きだというのも不思議ではありませんか?
人それぞれ違うはずなのに。

これ、もちろんスマホ、テレビ、ゲーム、などの会社の企業努力によって、中毒性の高いものを作り上げて商売が成り立っている。
という大前提はあるものの、親などの大人のかかわりかたも実に大きいと感じます。

大人自身が見直すべきところとは


暇なとき、自分は何をしているか?
動画ばかりスマホばかりになっていませんか?
そしてその姿を子どもに見せていませんか?

もちろん絶対に禁止!なんて思いませんが、空いている時間の使い方を親を真似ていると考えると、もし、参考にしている大人のロールモデルがスマホばかり見ていたら、、、。
やっぱり、見習って欲しい姿を見せるのが何よりも手っ取り早いとおもいます。

もし、読書を楽しむ姿を見ていたら
『本ってそんなに楽しいんだ!』
とワクワクしてくるでしょう。
そして、こんなところが楽しいんだよ!
と伝えるともっと楽しくなります。

続いて、大人自身が見直すべきところとして、
子どもがテレビやスマホを見ていると、すごく楽だと感じるときはありませんか?

私もあります。

静かだし、散らからないし、家事がさくさく進みます。
ありがとう!YouTube!
そんなこと思うこと有ります!

これが良くない影響をあたえがちです。
なぜ?
子どもからすれば
なぜか怒られにくい。
なのに、同じことをしているのに、時と場合によって急に怒られる。
そんな風に感じることでしょう。

毎回、とても丁寧に説明をしていればそれほど問題はないと思いますが、大抵、大人側の感覚と都合でなんとなく叱る事が多く、まだまだ経験値の少ない子どもにとっては、突然叱られたように思うことがあります。

これでは信頼関係が崩れてしまいかねません。

大人も大人で動画の楽さに依存していないか、子どもの都合も考慮しているか、今一度考えてみることをおすすめします。

子どもの他の趣味、という部分に直結した話としては、

その子が、他の遊びをしているとき、大人がしっかりか変わっているか?

これ本当に大事です。

正直、先ほど言ったように動画は親目線で見ても楽です。
他の遊びと違って、関わらずとも大人しくしていてくれるからです。
他の遊びは忙しい時には正直めんどくさい。
『いっしょに遊ぼー!』
『見てー!見てー!』
『ねぇ!ねぇ!』
の連続です。
少しは黙ってくれと言いたくなることが幾度となく有ります。

しかし、ここで関わってあげる事が大事です。

それは、関心をもってもらうことで好きになったり、得意になったり、自信になるからです。
そして、それが、その子の趣味になっていくのです。

あなたも、何か思い当たることありませんか?

私は絵を描くのが好きでした。
よく思い出してみると、祖母がいつもほめてくれていました。
ほめられるのは嬉しいことです。
もっとほめられたいし、もっと喜んで欲しい。
もっと夢中になります。
山のように沢山絵を描きました。
数をこなしたので、自然と、好きが得意になっていき、賞状をもらうことが増えました。

そんな感じで、誰が関わってくれて
楽しい
と思えたら好きなことになっていく可能性が高いです。
なので、その子が何か他の遊びをしている時、特に親としても趣味になって欲しいようなことならなおさら、積極的に関わって見てください。
にこにこ笑顔が引き出せたら大成功です。

そしてそれを、スマホを見そうなタイミングで
させてみる。
そうやって、スマホの変わりになるものを作ってあげるのです。

いずれ
スマホがないならあれがある。
といった発想に繋がっていきます。

即効性はないかもしれませんがぜひ試してみてください。

でわまた!

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