あるべき姿に戻るように変わっていく!〜ホメオスタシスに身を任せて
「努力はいらない」と、認知科学コーチングでは教えます。
ゴールを達成すること、やりたいことをやって変化していくことに、努力は必要ない。むしろ、努力しては失敗するとまで言います。これは認知科学の理論を丁寧に積み上げると出てくる結論ですし、僕自身、経験的にもそうだなと感じています。
ただ、この一言だけだと誤解や曲解が生まれやすいのも事実です。
どうしても、「努力がいらない」=「楽をする」「だらける」「何もしなくてもOK」のようなイメージに繋がってしまうことがあります。ただ、ここでいう努力がいらないとは、「嫌なことを嫌々やらない」という意味です。または、「自分にとっては努力と感じていない」という状態です。
イチローにとっては毎日素振りやトレーニングをすることが当たり前でしょうし、ボディビルダーが食事制限をするのも、ブロガーの人が記事を書くのも同様です。彼らにはゴールがあり、ゴールに従ったセルフイメージができているので、「よくそんな努力ができますね」と言われても、本人にとっては努力と認識されていないわけです。
他人から見たらすごい努力をしている!と思われるようなことでも、自分にとっては普通だけどな?と感じることがあります。そのような状態を得意不得意、才能、能力の輪、など色々な呼び方で呼ぶことがありますが、とにかくその状態がホメオスタシスに従って変われている状態です。イチローの例などを挙げてしまうと、「自分には才能がない」とネガティブに走ってしまうかもしれませんが、それは勘違いです。人間である以上、脳を携えている以上は誰もが才能を持っていますし、ホメオスタシスの恩恵を受けられます。
才能がない!と思ってしまうのは、やはりそれが自分にとっての当たり前だからです。当たり前にできてしまうからこそ、他の人もできて当たり前と感じてしまったり、逆にできないことを頑張ろう!となってしまいます。
なので、「なんか楽にできているな」という状態に気付けたら、そこに居座り続けましょう!その状態で、どんどん深みを出していきます。
文章を書くのが苦でなければ、ガンガン記事を量産していきます。一対一でコミュニケーションするのが楽なら、無理に集団の前に立つ必要はありません。得意な領域で、深みを出していくことです。深みを出していくことが、雪玉を転がすことに繋がります。
「楽しいと思ってやり続けていたら、気づいたらすごく上手になってた」ということです。その時、「頑張ろう」「努力」「忍耐」などという言葉とは無縁なはずです。そうして上手になれば、他人に提供できる機能が増え、さらに深みが出てきます。
努力がいらないとは、こういうことです。
まずは達成したいゴールがあり(←これが大前提!)、そのゴールに必要なセルフイメージができるから、その方向にホメオスタシスが働き、達成へと向かっていけます。この時、ずっと家で寝ていればいいわけではなく、もちろんめちゃくちゃ動いて行動しまくるのですが、それが本人にとって「努力」でなくなるというわけです。
それは、違う自分に変わっていくというより、「自分があるべき姿に戻る」という感覚に近いかもしれません。ゴールがあり、セルフイメージがあり、そこに戻っていくように行動されていきます。その過程はハードではありますが、とても楽しくもあります!!
ゴールを置いて、雪玉を転がすように、変化を楽しみながら成長していきましょう!!
それでは皆さん良い夜を。
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