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ゴールを達成するための意識と無意識の上手な使い分けについて!

こんばんは、さいたです。

今回は、脳のポテンシャルを最大限発揮してゴールを達成するための「意識」と「無意識」の使い方を紹介します!

(参考)認知科学の権威、苫米地英人博士のYouTube講義


はじめに、認知科学では「意識」と「無意識」を以下のように定義します。

・意識:今自分が気がついていること
・無意識:今自分が気がついていないこと(=つまり、意識していないこと)

脳のポテンシャルを最大限発揮することとはすなわち、「無意識」を上手く使うということです。

僕らの無意識には、2つの嬉しい性質があります。それは、

①超並列的である
②非常にクリエイティブである

ということです。

①の超並列的であるとは、たくさんのことが同時にできるということです。これは、自転車に乗っている時のことをイメージしたらわかりやすいかと思います。

自転車に乗っている時は、動作として非常に多くのことを行なっています。ハンドルを握り、右足でペダルを踏み、今度は左足でペダルを踏み、全身で左右のバランスをとりながら、周りに人がいないか見渡しながら、後ろから車が来ないか音で判断し、右に曲がる時はハンドルを右に傾けながら重心を右にずらし…

書いていくとキリがないくらい、非常に多くのことを自動的にやっています。さらに、それに加えて人間は自分の生体を維持するためにも心臓を動かし、その他の内臓を動かし、肺で酸素と二酸化炭素を交換して…と、こちらも書き出したら途方もないくらいのことを同時にやってのけています。

さらに、これらは「やった気になっていない」というのがポイントです。やった気になるというのはすなわち意識に上がっているということですが、上記に挙げたことを全て意識にあげていたら、とても自転車の運転なんてできません。

意識に上げるというのは、心の中でつぶやくのと似ています。
「まずはお尻で椅子の感触を、両手でハンドルの感触を、両足でペダルの感触を感じよう。右足でペダルを前に(下に)踏み出しながら、同時に左足は上に上がってきて、今度は左足でペダルを…」

なんてやっているうちに、前から人がきて必ず事故ります(笑)

このように、無意識は超並列的に、たくさんのことを同時に、しかもやった気にならずに行うことができます。


次に、②の「非常にクリエイティブである」ことについてです。こちらは「ホメオスタシス」が関係してくるのですが、無意識は、自分のコンフォゾーンに近づくために非常にクリエイティブに働きます。

これは、生物が生き残るために獲得した機能だと言えます。生物として「生命を維持する」という非常にバイタルで強いゴールが備わっているので、意識しなくても生きるために必要な行動をします。「意識して呼吸してなかったから呼吸できなかった」とか、「やべ、心臓動かすの忘れてたわ」とかやっていたら、あっという間に生物として滅んでしまいます。

上記は生体的な話ですが、人間の脳は、自分のコンフォートゾーンに向かうようにクリエイティブに働きます。コンフォートゾーンとは、自分が「当たり前」や「心地よい」と感じている、慣れ親しんだ領域のことです。

スポーツでは、一般にホームの方がアウェイよりもパフォーマンスが上がります。アウェイ(例えば遠征先の海外)でプレイしていると、ホームでは考えられないようなミスをしたりするのもこのためです。

そして、僕たちはこのクリエイティブな性質を、ゴール達成に使いたいということです!

つまり、ゴール設定が全てです。ゴールが抽象度高く、現状の外側にちゃんと設定されていれば、ゴール世界の自分がコンフォートゾーンになり、無意識がクリエイティブにゴール達成の方法を模索します。意識しなくても、ホメオスタシスで勝手に近づいていくということです!


このように、ゴール達成には無意識を上手く使っていきたいということです。無意識は「超並列的で(たくさんのことが同時にできる)」「非常にクリエイティブ」です。超並列的ということは、ゴールは多ければ多いほど良いということです。無意識にしっかり設定すると、オートパイロットで達成方法を考えてくれます。自転車に乗れるようになるのと同じことです。

では、意識はどうしたら良いでしょうか。

意識は、無意識の舵取り役です。思考したり、意思決定をしたり、目の前のことに集中するのは意識の役目です。気がづいていないうちに24時間生活していた、というのはほぼ夢遊病です。クリエイティブな作業は無意識が全てやってくれるのですが、それを実行したり、書き起こしたりするのは意識の仕事です。

なので、意識的にはこの無意識でやってくれた仕事をうまくキャッチする必要があります。無意識は意識に向けて「これがやりたい」「こっちに行けばゴールに近づく」というのを日々教えてくれています。それをうまくキャッチして、意識的にそれに従うことが肝心です。

また、無意識とは真逆で意識はマルチタスクが苦手です!意識しながら複数のことを同時にやるのはできないため(自転車の例を思い出してください)、意識的に何かに集中するときは必ず一つのことが良いです。

なので、無意識にたくさんのタスクをやらせておいて(たくさんのゴール設定をする)、意識はその結果をキャッチし、人生の舵取りをしていくというイメージです。またその時意識では一つのことに集中することが大事です。集中し、ハマる時にハマりきるということです。

そうして現状の外側に進んでいくと、気がついたら昔設定したゴールが達成されています。これが、認知科学ベースのゴール達成の方法です!!


今回は、ゴールを達成するための意識と無意識の使い方について解説しました。

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それでは良い夜を。



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