結局のところ、デザインがものを言う
『note』専用バナー画像をプロのイラストレーターさんに制作いただき、完全に浮かれております猫目です。みなさま。こんばんは。🐹
ご覧ください!
プロフィールの上です、上!
上部のバナー画像です!
(しつこい)
とってもかわいらしい動物たちをイラストレーターさんに描いていただきました。
猫目が愛読している『ハムの本音』という本のイラストを担当されているイラストレーターの方で、ダメ元でご依頼させていただいたところ、お受けしてくれるとのうれしいお返事をもらうことができました!
(嬉しすぎる……タイミングとご縁に感謝です)
ポメラニアン、三毛猫、ハムスター3匹のイラストは何度見ても頬が弛みます。
背景には「夏らしさ」と「自然」の要素が含まれています。
青々とした山に、夏らしさを感じさせるもこもこの雲が目を惹きます。と……勝手に解説してみたところで本題です。このままいくと歓喜がほとばしって暴走してしまいそうですので。
さて
本日のテーマはこちら。
無名の作品(商品)に興味を持ってもらうために重要なこと
世に出ている作品というのは、ある程度名前が売れているものと、そうでないものがあります。
だれもが一度は耳にしたことがあるような有名な作家さんと、これから名前を売っていく作家さん。ここの差はけっこう大きいのではないでしょうか。
今回は、まだ無名ではあるけれども、すでに世に出ている作品についてお話させていただきます。
突然ですが、あなたは書店の棚に並んでいる小説を手にするとき、どのような点で手に取るか否かを判断していますか?
おそらく、作家の名前を目にして決めることが多いと思います。村上春樹、伊坂幸太郎、有川ひろ、三浦しをん、浜田マハ、森見登美彦……
名だたる作家さんの本を手にする機会は多いと思います。
では
まだ広く知られていない作家さんの本を手にするとき、私たちは、どういった基準で手に取るのでしょう?
もちろん内容は重要ですから、ストーリーに目を走らせることでしょう。しかし、その前の段階においては、ほとんど視覚から判断しているのではないでしょうか?
つまり、その本が持つ雰囲気で選んでいるということですね。
表紙に描かれた美しい背景や可憐なイラスト、舌を巻く写真や奇妙な感覚にさせられる蠱惑的なデザインなど、私たちはその多くを視覚という情報から得ています。
表紙だけでなく、帯も同じです。
帯に書かれている文は比較的 短いものが多く、フォントの太さや色合いなどにも趣向を感じます。
デザインがものを言う
現在、私たちが日常で手にする商品のほとんどがデザインによって彩られています。
日用品、飲料、食品など、見わたせば見わたすほど、デザインであふれています。
購入意欲を駆り立てるパッケージ、形、要素。これらもデザインの一環ですね。
そして、これらデザインによって結果(手に取る、購入する)が左右されることがあるのは事実です。
商品や作品であふれている昨今において、もはや、デザインは必要不可欠な存在です。
デザインは多くの商品や作品の中から関心を抱き、選んでもらう"きっかけづくり"となります。
今後はさらにデザインの需要が高まると思います。そうした中で埋もれないよう差別化を図ることも重要な課題となってくるのでしょう。
作家や、その作品の持つ世界観がますます大切になっていくわけです。
デザインがものを言う。
と、先ほど猫目は述べました。しかし、だからといって、デザインがすべてというわけではありません。いくらデザインに好感を持ったとしても、中身がダメでは話になりません。
中身があってのデザインです。逆をいえば、デザインに中身がともなっていなければそれは信頼を失ってしまうことになりかねません。
ひとは感覚で生きている
ひとは感情で動く生きものだといわれています。猫目もそれに深い共感を示しています。結局のことろ、私たちは論理や理論などといったものよりも、いざという時、感情で動いてしまうものです。
思考に思考を重ねてきた大事な決断のときですら、最終的には心で動く(判断する)といったことがしばしばあります。
たとえば
高価なモノを購入しようと悩んでいるとき、最終的にはスタッフの接客や、お店の雰囲気で購入を決めるといったようなことです。
なにか重要な契約を結ぶとき、あれやこれやと考えたすえ、結局は人柄で判断するというのも同じ原理です。
では、感覚はどうでしょう?
「物事を感じとらえること」=「感覚」は感情のうちの1つです。
視覚
聴覚
味覚
体感
そのほか、運動・平衡、皮膚などの感覚によって私たちは日々さまざまなことをとらえています。そこには整った論理もなければ、完璧な理論もありません。
「なんか、これ感じいいなぁ」と一冊の小説を手に取ったとき、そこに働いているのは直観です。
どれほど欲しかったモノでも、じっさい目にして想像とちがっていたら購入しないということがあるように、買うつもりがない商品でも直観的に「これ、いいな」と好感を持つことで購入してしまうことがあります。
「なんか、これいいな」
大切なのはここです。
"なんかいいな"と感じてもらうという点です。
「このイラスト、なんか好きなんだよな」
「食べたことないけど、なんかこれ、美味しそう」
「なんか雰囲気良さそうだし、このお店に入ってみよう」
このように"なんかいい"と感じてもらい、興味を持ってもらうことで素通りされていたであろうモノやコトが相手の目に留まり、行動につながります。
ひとは感情で動く。
なにかに興味を持ってもらうためには、
相手の感情を刺激することが大切です。
ただでさえ、無名の作品・商品は、なかなか手に取ってもらえないが現状です。それを打開するためにも視覚(デザイン)から関心を引くのはひとつの重要な手段といえるのではないでしょうか。
デザインについて、もっと真剣に考えていきたい、そんなふうに思っている猫目でした。
本日もさいごまで目を通してくださり、ありがとうございます。それでは、また来週20日(土)にお会いしましょう!
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