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ADHDの仕事術

ちょっとした事ですぐ意識が発散してテンパってしまう僕は、仕事中気が散らないような工夫をしています。

今回は、僕が行なっている工夫をまとめてみます。同じ悩みがある人は参考にしてみてください。


僕は軽度のADHD持ちだ

僕は(たぶん)軽度のADHD持ちです。
ちゃんと病院で診てもらったわけじゃ無いんですが「注意散漫」「落ち着きの無さ」など、いかにもな傾向がところどころあります。

そのため、仕事に影響が出ないように、大きく二つのことを心がけながら生活してます。


「気が散る対象の排除」と「常にシングルタスク」

注意散漫をおこなさないために、気が散る対象を徹底的に排除してます。
また、テンパらないために常にシングルタスクで動くようにしてます。

それぞれごとに、具体的に何をしているかをまとめます。
まずは、気が散る対象の排除からです。


気が散る対象の排除①机に何も置かない

まずは、鉄則。クリアデスクです。

小物やポスターはもちろんのこと、カレンダーや時計すら置きません。
配線もなるべく視界から消してます。ノートPCとサブディスプレイ以外置かない。結構殺風景な机になってます。


気が散る対象の排除②デスクトップに何も置かない

PC内についても同様に、デスクトップは空っぽです。Windowsですが、ゴミ箱すらありません。(ちなみに、ゴミ箱は消すことができます↓)

極め付けに、背景は真っ黒。windows全体設定から真っ黒にしてます。

まぁ、ここは気分転換で背景入れたりもしてますが、とにかく何も置かない。
タスクバーも、常に使うアプリ(OutLook、Teams、OneNote)以外は非表示にしてます。


気が散る対象の排除③アプリは最低限しか開かない

シングルタスクにもつながっていくのですが、アプリケーションも必要最低限しか開かないようにしてます。

Alt+Tabのウインドウ切り替えを使う方多いと思いますが、あの時に表示されるウインドウを極力一列(4〜5画面程度)に抑えてます。

ここで邪魔になるのがOutlookだと思います。メールを受信&確認するために常に開きっぱなしにしている人多いんじゃないでしょうか?

これ、実は起動させたままタスクバーから削除が可能です。
(↓の記事と逆のことをすると、タスクバーから消えます)


次は、シングルタスクです。

常にシングルタスク①同時進行しない

そもそもですね。絶対に同時進行でタスクは行わないようにしてます。別件が割り込んできたとしたら、必ずOneNote等に現状を記載して、今やってるタスクは中断します。


常にシングルタスク②タスクを行動レベルまで細分化して動く

シングルタスクを実現するのに最も重要なのは、なるべくタスクを細かく分解しておくことだと思います。細分化しておけば、割り込みが入っても、現行タスクを正しく終わらせることができます。

例えば「報告用資料作成(スライド1枚程度の報告内容)」というタスクがあったとしましょう。とりあえず着手しちゃいそうな作業ですが、おそらく以下に細分化できます。

1:報告する対象組織の確認&調査
2:メインメッセージの決定
3:スライド全体の構図下書き
4.1:ステークホルダへ記載内容についての事実確認
4.2:表・データの整理(もしくは整理依頼)
5:清書

ここまで細分化しとけば、何か割り込み発生したとき「今、2までやった。次は3から」というような整理ができて、綺麗にタスクを終了できます。

また、細分化の段階で
2〜3あたりで1回、5あたりで1回上司レビューが必要だとわかりますし
1、4.1(場合によっては4.2)はPCに向かってカタカタするより、ヒアリングや依頼を行うタスクとわかり、それぞれいつまでにどうやるべきか見えてきます。


各取組の効果

以前よりぐっと仕事中の意識発散がなくなり、短期集中で仕事ができるようになってきました。
また、やることが沢山ある状況でも、タスクが溢れてテンパることが減ってきたかなと思います。(いまだにあるんですけどね。全然笑)


人生は、配られたカードで勝負するしかない

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スヌーピーの名言です。

残念ながら僕は、メモリ4GBのCPUくらいしか処理速度がない脳みそしか持ってません。何も対策せずともクアッドコアな働きをしてくれるような脳みそが羨ましいと、何度思ったことか。

ただ、これが配られちゃった以上、仕方がありません。
これからもこの、低スペックCPUをフル回転させれるように、自分の行動を変えていこうと思います。

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