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学校給食に見る多様性と食育の未来

早いもので5月も半ばに。桜が終わったと思ったら、あっと言う間に柏餅も食べ終えて、今日はカーネーション、母の日です。

世の中のお母さん、いつもありがとうございます。

5月テーマは「給食」

さて、note大学子育て教育部、母親もお世話になった「給食」が今月のテーマです。

学校給食、幸いにも小中学校には給食室があり、センター食ではなかった為、温かいお昼ご飯を食べられました。昭和時代の銀色の食器、塗装が剥げている器にカレーライスや袋麺等が思い出。

オーストラリアに留学しているときに「オーストラリアにも学校給食を」と論文を書いて提出したのが懐かしいです。20年経った今、オーストラリアでも学校により、給食を検討しているとか。

さて、今回は日本の学校給食の問題。

時代とともに変化する食文化

グローバル化や情報技術の発展に伴い、現代社会はかつてないほど多様な食文化が混在する時代を迎えています。飛行機の機内食でも、多様な宗教や文化、食習慣に対応できるよう、ハラル食やベジタリアンメニューなど、様々なバリエーションが用意されています。

変化に対応できるか?日本の学校給食

一方、日本の学校給食は、戦後の食糧難を乗り越えるために導入された制度であり、当初は栄養バランスの改善を目的としていました。しかし、近年では少子高齢化や食生活の欧米化、アレルギーの増加など、社会環境が大きく変化しています。

多様性への対応:宗教や食習慣への配慮

このような変化に対応するためには、学校給食も多様性を尊重し、宗教上の理由やアレルギー、治療中での食事制限等にも配慮したメニューを提供していくことが求められます。例えば、ハラール食やベジタリアンメニュー、ラマダン中の給食など、様々なニーズに対応できる体制を構築する必要があります。

また、国策として海外から多くの人を呼び込もうとしています。彼らの食文化は画一的ではなく、まさに多様性。日本で生まれ日本で育った別習慣の家族も増えていきます。

食育の重要性:未来を担う子どもたちへ

また、魅力の一つなのですが日本の学校給食は、単に栄養補給のための食事ではなく、食育の側面も担っています。バランスの良い食事の重要性や、食文化への理解を深める場としての役割も果たしています。

教育への投資:未来への希望

「教育に力を入れない国は亡ぶ」という言葉があるように、教育は国家の将来を左右する重要な要素です。学校給食は、未来を担う子どもたちに美味しくて健康的な食事を提供することで、健全な心身の発育を促し、食育を通して社会の一員としての責任感を育むことができます。

まとめ

多様性と食育の重要性を踏まえ、日本の学校給食は時代の変化に対応できるよう、柔軟な制度設計と多様なニーズへの対応が求められます。子どもたちの健全な成長と未来への希望のために、多様なニーズと質の高い学校給食を実現していくことが重要です。


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