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夏用の絽の絹生地の扇子が出来上がりました https://ritofu.jp/products/絽の扇子-プレーン . 国産絹の夏用着物生地、黒染め職人の手仕事、京扇子での組み立ての商品ですので、普通の流通だとかなり高価格になってしまいますが、製造販売の強み?を活かしてお求めになりやすい価格にしています。 というわけで、RITOFUのweb shop限定での販売です。 . *黒染めについて 扇子は黒染め専門の職人が染めています。 黒染めは着物の「留袖」の際に引
. 帯揚げは、つけ染や炊き染のものが多い中、手描き友禅の技法で染めるものは希少なもの。 微妙な色の深みで、彩琳の職人が染めているので、彩琳・RITOFUの着物にベストなコーディネートができます 引き切りはフォーマルより、洗練されたおしゃれを楽しんでいただけるバリエーションになっています 訪問着、付け下げ、色留、小紋など幅広くお使いいただけます
嵐山の福田美術館に行ってきました 嵐山は観光客に人気やけど、洛中に住んでる人は、とにかく人も多いし、道が混むし(私は教習がこの辺りだった)で敬遠しがち。 ですが新しく美術館ができたということで、梅雨前に行こうと訪ねました。 福田美術館はこじんまりして展示数も多くないけど、これくらいの数だと疲れない。 私は仕事柄勉強になる。 上村松篁の絵がよかった。雪の中で女の人がほんの少し笑ってる絵だった。 画家が手掛けた和菓子の包装紙も紹介されてた。へー、お馴染みのものが有名なひ
たくさんの方にお越しいただき感謝です。 河原町御池に面したビルで、階段になった吹き抜けの会場。 いちめん振袖はちょっと圧巻。 着物の展示って京都はお寺とかも多いんですけど、こういう今っぽい場所も案外映えるんだな、と思いました。 明日明後日在廊しています。 お近くの方はぜひお立ち寄りください。
今回の展示会では「藤井寛」の新柄・新色振袖が15点、人気柄3点と、合計18点を一度にご覧いただけるレアな機会となります。 ritofuの商品は新作付け下げ・小紋点4、訪問着1点、染帯2点を展示し、古典的なモチーフに今の雰囲気をプラスし、他にはない表現のものになったと思います 写真はビジューをモチーフにした染帯です。染帯はフォーマルでしめることが少ないので、重厚感を避け、チャーミングでピースフルなデザインにしています。アシメトリーに置いた銀箔でモダンな軽やかさをプラスしまし
RITOFU のonline Shopがリニューアルオープンしました。 https://ritofu.jp ritofuの商品は、企画から製造、そして販売までを自社で行い、ECや店舗で直接お客様にお届けするという新しい形で展開していきます。 振袖を卒業した女性たちに、クオリティの良いものを安心して楽しんでいただけるような商品を取り揃えています。 染匠という着物の製作者が、online Shopで自社の製品を販売するといったことは、おそらく今まで例がなく、私たちにとって
陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の最高官職に就いた藤原氏五摂家の一つ、近衞家に伝わる古文書、美術工芸品など約十数万点を所蔵されています。 KDP(京都内裏プロジェクト)でご一緒しているご縁で、近衛さんからお話を伺いながら見学する機会がありました。 国宝の藤原道長の日記「御堂関白記」をほんとにすぐ間近に見ることができるたのですが(ガラスも開けてある)国宝をこんなに近くで、遮るものなく見るってなんだか不思議な感じがするものなんですね。 蔵の中は古い書物の独特のいい匂いがあって
21日に「KYOTO STEAM 事業創発・未来フォーラム2022」が開催され、私が参加しているKYOTO DAIRI PROJECT(KDP)も活動報告しました。 YouTubeでご覧いただけます。https://youtu.be/0xZ2khm7wus 活動報告とともに、京都市歴史資料館館長/京都市埋蔵文化財研究所所長の井上満郎先生の基調講演と、井上先生とKDPメンバーで『200年後の京都にウグイスは啼きつづけているか』と題する徹底対話を行いました 井上先生によると
という題名ですけど、めちゃくちゃ狭い私の行動範囲の主観的なものです。 京都はお昼も観光客向けのランチが充実してるぶん、普通の定食屋さんはあんまりない。 なんか「京野菜」とか「おばんざい」とかになりがち。 住んでるもんはそういうの求めないもんなの。 今日は日替わり定食やってるとこに来た。普通のだし巻きと小鉢とお味噌汁の定食。 家で食べたら、やけど今日は休みなのでお休みっぽく過ごすのである。 うちの会社では矢尾定さんてところでお昼を頼んでるんやけど、京都では割とメジャーなお
来年早々にECをリニューアルするのです。 「付け下げ」という着物は、普段丸巻きと言って反物が撒いた状態で 「訪問着」「振袖」というフォーマル具合強いもののように絵羽(着物の状態に仮絵羽した形)になっていません。 今回はすべて仕立ててモデル撮影。 仕立ててあるやつを見て、「おーやっぱりこの着物、なかなか良いではないかー」とスタッフと自画自賛しつつテンションを上げて長時間乗り切りました。 RITOFUブランドでは、振袖を卒業した人に向けた作品制作をしていて 婀娜(あだ)っ
最先端の技術と京都の伝統工芸をかけ合わせたマスクが12月25日,26日にロームシアター京都 OKAZAKI MARKET+の会場内でお披露目されます。 また、18日から開催するKYOTO STEAMなぞかけラリーのプレゼントにもなります。 https://kyoto-steam.com/news/4059/ . 繊維の伸縮で電気エネルギーを生み出し、抗菌効果を発揮する新素材「PIECLEX(ピエクレックス)」で制作したマスクに、弊社の製作工程の一つである金彩工芸(金箔
昨日たまたま京都市立芸術大学(京都では市芸と呼ばれています)の日本画の話を聞いたのですが、染料を石探しからするとか。すごい。 現代アートも素敵ですが、日本画もう少し光が当たってほしい。 着物の絵を描く人も減っています。 日本画の基礎が必要となるため、昔は住み込みで弟子入りして習得していたのですが、現在そんなことは難しいですしね。 私の祖父は絵師で着物の下絵を書いていていました。 とても華奢で体が丈夫でなかったので伏せていることも多かったのですが、 器用な人で絵はとても繊細
着物の仕事をしていますが、私の着物は半分以上、帯は8割以上母のものなのです。 母が好きだったので、袋帯は唐織が多いです。 唐織は一見刺繡のようにも見えるふくらみのある風合いが特徴です。 立体的な織り表現が独特で、あまり張りはなく柔らかめ。 能装束に使われているので、それでご存知の方が多いかも。 若い時ははんなりしすぎてもうちょっとすっきりしたものが好きでしたが最近は唐織、奥行きがあっていいなあと思うようになりました。 織りが細かくて厚みのあるものは、自分で締めるときちょ
京セラ美術館の「モダン建築の京都」見てきました。 現在の京都芸術センターで私が通っていた明倫小学校は明治2年に開校されました。祇園祭には数々の山鉾が立ち並ぶ古来の中心市街地にあり、アーチ窓にステンドグラス、大広間の和室、など独特の建物でした。 同志社大学、大丸ヴィラ、革島医院、進々堂、フランソワ。。。。 見慣れた建物ばかりですが、こうして改めて見ると、歴史と文化と職人の技術が詰まった建物に囲まれて暮らしているんやなあと 時間と手間をかけて作られた建物や装飾は、工業デザ
牡丹は春の花のイメージですが 初冬にも花を咲かせる寒牡丹もあります。 『寒牡丹』は『二季咲き』という性質の品種で、 牡丹自身が冬とわかっていながら咲いているそう。 花は夏咲きに比してやや小さめのよう。 牡丹は振袖で一番といっていいほど人気の花です。 上前に大輪の牡丹が配されるのは振袖ならでは。 訪問着でも描かれることはありますが、小さめで控えめなものが大半で どちらかといえば上半身に柄にない 留袖・色留に大きめで華やかな柄つけが多いです。
そろそろ🍁も終わり。 これは琳派テーマの着物で、俵屋宗達が生み出した「たらしこみ」を表した染色をしています。 暈し染めはふんわりした感じが出ると良い感じなのですが 入れ方間違うと野暮ったくなることもあるので私は割と警戒しますw 京都の秋は久々に多くの人。 今年は夜間拝観も再開し、市バスに乗れない状況に戻っていたみたいです。