サブスク配信しない理由の考察
こんばんは、Sairiです。
昨日の記事ではRADWIMPSがサブスクリプションで全曲配信を始めたことについて取り上げました。
最近サブスク解禁したアーティストは多いですよね。
(個人的に特に嬉しかったのはaikoや家入レオ、UNISON SQUARE GARDEN etc…)
サブスクで配信を始めたアーティストがこれだけ増えたということはアーティスト側にもそれなりにメリットがあるということなのでしょう。
そこでひとまずアーティスト視点でのサブスクのメリットをまとめてみました。
<メリット>
1、知名度が上がる
(新しい音楽に出会いやすいSpotifyでは特に)
2、収入源が増える
(配信できるメディアが増えるので自ずと)
3、気軽に聴いてもらえる
(CDを買ってくださいと言うよりもストリーミングで聴いてくださいと言う方がはるかにハードルが低い)
上のメリットだけ見るとサブスク配信をした方が絶対に良い気がしてしまいますが、それでもしない理由とは何なのでしょう。
こちらも考察してみました。
<サブスク配信しない理由 考察>
1、固定のファンを大事にしたい
(全曲配信は今まで新曲が出るたびにCDを買ってくれていたファンへの裏切りになってしまいかねない)
2、CDが売れなくなってしまう
(サブスク解禁によりCDを買わなくなる人が出てくるのは確実。メリットで収入源が増えると言ったが単価的にはCDとサブスクの再生で比較すると圧倒的にCDの方が高い)
3、自分の思うように曲が作れなくなる
(サブスクが流行り出してから「シャッフル再生をした時に耳に止まりやすい曲」を意識して作られることが多くなった。最初の10秒くらいが勝負なのでイントロのメロディーがかなり重要になったり、できるだけ短いものが好まれたりする。何ならイントロがない曲も増えた。自由にのびのびと制作をしたい音楽家にとってはこういう風潮は厄介なのだろう。)
以上、私の考察です。
完全に主観なので実際にどうかは全く分かりません。
ビジネス的な理由だったり、個人的な理由だったり、はたまた、ただ単に「サブスク配信の体制をとるのが面倒臭い」という理由だったりもすると思います。
今の日本の音楽の聴かれ方というのは過渡期真っ只中ですよね。
きっとこれからの時代はストリーミングが主流になってくるでしょうし、私もストリーミングには助けられていますが、サブスクには出さないというこだわりは否定しません。
CDで聴く音楽の良さは実際それだけのお金を払う価値のあるものだと認識しているので、私は特に好きなアーティストだと絶対にCDを買うようにしています。
CDだろうとストリーミングだろうと、どちらでも良いのでアーティストのやりたいようにやってほしいな!と個人的には思います。(ただサブスクだと私が喜ぶ)
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Sairi
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