現代社会の授業で取り上げられた曲
こんばんは、Sairiです。
今私の学年の現代社会では国際連合の役割と仕組みについて学んでいるのですが、それを考えるにあたって取り上げられた二つの曲をご紹介します。
知識どうこうというよりも、もっと思考の根っこの部分について考えるきっかけになりました。
1曲目
U.S.A. For Africa-We Are The World
2曲目
掌/Mr.Children
聴いていただければ分かると思うのですが、紹介した二つの曲は発想的には正反対です。
シンプルにまとめると、
一曲目は
「世界が一つになるべきだ」
二曲目は
「一つにならなくていい。認め合えればいい。」
というテーマ。
2曲を聴いた上でどちらの考え方に賛成か&その理由について書くというのが課題でした。
一見どちらも素敵な考え方のように思われますが、双方の思考には少なからず危険が孕んでいるため一つに決めるというのはなかなかの難題でした。
「世界を一つにするべきだ」
→世界を一つにするということは何かに合わせる必要がある。
例えばフランスで議論された「ブルカ禁止法」。
<ブルカ禁止法>頭からすっぽりかぶって全身を覆い隠す衣装のブルカやニカブを公共の場で着用することを禁じ、違反すれば着用者は罰金150ユーロ(約1万7千円)か、フランス市民教育の受講を義務づけられ、女性が着用を夫や父親に強制されていたとすれば、強制した夫などには最高で禁固1年か罰金3万ユーロが科せられる。
こういうことばかりだと規制だらけの世の中になってしまって窮屈で仕方がないですよね。
「一つにならなくていい。認め合えばいい。」
→本当に認め合えるのか、そして認めてしまっていいのか、という問題があります。
例えば、「生きながら焼かれて」という伝記のように、「女に生まれたから無価値」、「恋をしたから処刑」といった慣習も許容できるのか、しなければならないのか、という話です。
私は男に生まれていたとしても、答えはNoだとはっきり言います。
皆さんはどちらの意見に賛同しますか?
両極端な思想って本当に難しいですよね。
ちなみにこの二つの考え方を頭に入れた上で内政不干渉や主権国家体制について学んでいく流れになりました。
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Sairi
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