カワスケのひとりごと~頭髪に関する考察~

皆さんこんばんは😊
GWが終わってお仕事が始まった方々、頑張りましょう!!!

今日のカワスケのひとりごとは

『頭髪に関する考察』

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「髪は長い友だち」なんてキャッチフレーズが流行っていたのはひと昔前。私にとってはあまり期間の長い友だちではありませんでしたが、まだ何人かはついてきてくれています。

学生時代に先輩との賭けに負けて、賭けの代償として短髪にしてからは社会人になってもずっと坊主頭でやってきました。

唯一髪を伸ばしたのは、上司に「いつまでもそんな頭だから部下たちにバカにされるんだ」と意味の分からない挑発をされて、「そうしたら伸ばしてやらぁ」と売り言葉に買い言葉で意気込んで生やしてみた時だけ。伸びた時にちょうど結婚しましたので、当時出した結婚案内のハガキの写真だけは七三分けの私の姿が写っています。お気に入りの写真です。

その後、面倒くさくなってまたもや坊主頭に戻すものの、妻は何となく後退しつつある頭髪を私以上に気にしていたようで、誕生日プレゼントがリアップになった時期もありました。

育毛剤を数年間垂らし続けたものの私が前進する力の方が勝り、特に目に見える効果は得られなかったものの、薬効の名残があるのか、今でもたまにピッコロ大魔王の触角のようにチロリと1本だけ広くなったおでこの部分から生えてくることがあります。何もないところに1本あっても邪魔だから抜いちゃうんですけどね。

達観したというか、自分の頭を諦めた時に見えてくるのが、まだ足掻いている周囲の人たちの様子です。

中には病気などが理由で止むを得ない状況の方もいらっしゃるでしょうから、そうでない私の同類に対しての見方であることは念のためお断りしておきます。

最近は精巧なカツラも沢山あるようですから、なかなか見抜くのは難しくなっていますが、気になるのは昔からあるような安物っぽいあからさまなカツラをかぶっている方の内面について。

明らかに乗っかっているのですが、ご本人だけは我関せずの表情で、その上、周囲の人たちにはそれについて触れさせない空気感だけはしっかりと醸し出しています。

これはあくまでも私見でしかありませんが、同類から見ても滑稽に感じてしまうのは、異物が乗っかっている姿ではなく、自分自身を偽ろうとしている姿が傍からは裸の王様のようにはっきりと見えてしまっているからなのかもしれません。

思うに、私のように諦めて、周囲もこの頭を受け入れてくれている人の方が気楽にカツラを使いこなすことができるのではないでしょうか。

日によってメガネの種類や革靴の色を変えてみる感覚で、今日はかぶってみたりかぶってみなかったりとアレンジをしてみる。

会議中に、考えながらメガネを外す感覚で、さりげなくカツラを脱いで弄ってみる。

叱られている時とか、上手い具合に相手の注意を逸らすことができそうな活用方法ですよね。

そんな風にしてみていいかと結構本気のつもりで周囲の部下たちに相談したら、「仕事にならなくなるからやめてください」と止められてしまいました。

上手い具合に乗っかってくれないのは、カツラだけではないですね。

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今日のカワスケのひとりごとはいかがでしたか?( ̄▽ ̄)

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