さいこー先生おすすめ絵本10選!(後編)&読み聞かせの極意3選!
前編を見ていただいてありがとうございました。
『この絵本私も好きです』
『明日絵本探してみます!』
などのたくさんのご感想いただきました!
みなさんからアウトプットいただいて
とても嬉しいです!
今回は後編残り5つの絵本+
読み聞かせの極意3選をお伝えします!
後編の残り5つの絵本も
保育の様々な場面で役立つ絵本を
セレクトしました。
また絵本の読み聞かせ極意3選も
お伝えします!
なんといっても、これが大事!
この考え方を知っているだけで
同じ絵本でも複数の使い方が
できたり、子どもの反応が
変わってきたり、様々な方向から
子どもの成長を促すことが
できるようになります!
何より子どもも自分も
飽きずにその絵本をたくさん
楽しむことができます。
他ではなかなか聞けない
超有料級情報です!
読み聞かせの考え方を知って
絵本の力を最大限に使っていきましょう
最後までご覧になって、明日からの保育に
活かしていってくださいね!
6.ともだちや 対象:年中、年長
友達の大切さ、本当の友達って何?
がわかるこの絵本!
ともだちやになるキツネが面白いなーと見ていたら
なんと最後には本当の友達とは
なんなのかがわかり
とても感動すること間違いなし!
初めオオカミを見たときに
『こいつは騙してるのか?』
って思った私は反省しました・・・ww
子どもたちも友達とは
なんなのか?
ということをこの絵本から
学んでいってくれるでしょう。
有名な絵本なので知っている人も多いかな?
7.もいもい 対象:2歳児、年少
赤ちゃん絵本ですが
年少くらいまでは楽しめる絵本です
この絵本は東京大学大学院総合文化研究科
広域システム化学系教授で
赤ちゃん学を専門にしている
関一夫先生が研究の末
出版社、イラストレーターと連携して
作り上げた絵本となっています。
もいもいという頭に残る言葉を
いろんなパターンで言っていく
言葉のバリエーションや
色鮮やかな絵を楽しむことができます。
赤ちゃんが好む『繰り返し音』
『声に出しやすいまみむめもの音』を
使い、赤ちゃんだけじゃなく、3歳児も
楽しんで絵本にのめり込みます。
すぐ読み終わる絵本なので
少し時間が空いちゃったなという時に
おすすめの絵本です。
8.きょだいなきょだいな 対象:全学年
ひろいのっぱらどまんなか
きょだいな〇〇あったとさ
というフレーズでいろんな巨大なものが出てきます。
そのきょだいなものに子どもが100人やってきて
どんなことが起こるのか?
実際に巨大なものがあったらどうなるだろう?
自分だったらどうしよう?など
子どもの想像力が広がる1冊ですね。
繰り返しのフレーズが心地よく
何度もリピートしたくなる絵本です。
9.いろいろいろのほん 対象:全学年
色の不思議が学べるこの絵本!
低学年の子たちは色の変化を楽しみ
高学年の子たちは色の混ざり合わせを知ったり
絵の具がどうしたらどのように変化するのかを
知っていきます。
絵の具ってこうしたら混ざるよとか
この色を混ぜたら色が変わるよなどを
わざわざ伝えなくても
勝手に学んでいってしまいます。
読み終わって、絵の具遊びに移行すると
子どものワクワクは最高潮に!
導入で読むのもよし!隙間時間に読むのもよし!
な1冊です。
同シリーズのまるまるまるの本もおすすめ!
10.ぼくはちいさくてしろい 対象:年長
対象は年長にしてますが
他の学年でも読めないってことはない。
ただこの絵本の本質を知ることができるのが
年長さん。
自分が苦手だと思っていることでも
違う目線を持ったら、素敵なことに
変換してくことができるんだよという
ことを教えてくれます。
自分が苦手、できないと思っていることも
見方を変えると
いいところになるんだよ!
短所を長所に変換できる絵本です。
私は年長さんの卒園式にこの絵本を読んで
見送っていました!
自分のいいところを小学校でたくさん発揮してねという思いを込めて。
さいこー先生おすすめの絵本10選!
いかがだったでしょうか?
絵本ってこの世の中にいっぱいあって
まだまだ紹介したい絵本はたくさんあったのですが
今回はこの10冊を紹介させていただきました。
絵本には本当に不思議な力があり
子どもたちは絵本の世界から
たくさんのことを学んでいます。
読み聞かせで大事なことは
どんな絵本を
誰に向けて
どんな時に
何を感じ取って欲しいのか?
ただ読み聞かせをするだけではなく
このようなことも視野に入れて絵本選びをし
読み聞かせができるといいですね。
また同じ本を読み聞かせていても
上記の4つが変わることで
読み聞かせの仕方が全然変わってきます。
その考え方も今回お伝えします!
こちらはただの読み聞かせのポイントではなく
これを知るだけで、読み聞かせの
引き出しが増える!
超有料級情報になってますので
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
〜絵本の読み聞かせの極意3選〜
この3つのマインドを持っておくことで
皆さんの絵本の読み聞かせが
格段にパワーアップします。
ポイント(技術)ではなく、マインド(考え方)!
読み聞かせをするときに
どんな考え方を持っていると
いいのかをお伝えしますね。
この考えかたができると
絵本の世界がさらに広がり
子どもも先生も
楽しく読み聞かせができますよ。
子どもを楽しませ
その上で学びにもなる。
そんな考え方は・・・
1.絵本の種類を考えよう
絵本は様々な種類がありますよね。
これを考えてないと
伝えたいことが伝わらない
楽しくない・・
読み聞かせになってしまう。
例えば
物語を楽しむ絵本
(桃太郎、オオカミと七匹のこやぎ、ともだちや など)
子どもの想像力を掻き立てる絵本
(ヨシタケシンスケシリーズ、しろくまのパンツ など)
言葉遊びややりとりをを楽しむ本
(ぜったいあけちゃダメ、もいもい、絵がない絵本 など)
子どもも参加しながら楽しめる絵本
(いろいろいろの本、ぜったいにさわっちゃだめ など)
大事なことを伝えたい絵本
(ぼくだってとべるんだ、ぼくは小さくて白い
カラーモンスター など)
というような絵本がありますが
その絵本の特性を考えて
読み聞かせをしようということ。
物語を楽しむ絵本であったら
余計なアドリブは挟まず
物語に没入できる話し方にしたり
逆に参加型の絵本であれば
子どもとやりとりをしながら
臨機応変に対応していくことで
より面白い読み聞かせに
なるよね。
その絵本の特性を考え読む!
ということを意識して読むように
しよう。
2.一つの読み方に固執しない
2つ目は一つの読み方に
固執しないということ
いやいや絵本はひとつなんだから
読み方もひとつやろ!と
思うかもしれませんが…
状況やなぜ読みたいかによって
同じ絵本でも読み方が
変わってくるんだよね。
例えば
いろいろいろの本を例にあげて
説明するね。
パターン1
絵の具遊びの導入として使う場合
その場合は絵の具の変化や
絵の具の混ざり合わせなどを
少しゆっくりと話てあげよう。
時折子どもたちと感想を
言い合いながら進めるのもOK!
このパターンで大事なのが
子どもが絵の具に興味を持つこと
(年齢によっても変わりますが…)
なので絵の具の楽しい部分や
これからする活動に近い部分を
楽しめるように読んでみよう。
パターン2
絵本自体を楽しむ場合
隙間時間などに読むときには
テンポ感はとても大事。
どんどん読み進めて、子どものワクワク感を
あげていってね。
声の抑揚や先生のリアクションも大袈裟に
するとより楽しんでくれるよ。
(出来たらね!w)
パターン3
色の混ざり合わせや変化を学んでほしい場合
この場合は色の混ざり合わせの部分を
子どもたちとどうなるかなって
話しながら進めていくと良いよね。
子どもが自分で考えられる余地を
残しておいてあげる読み方がポイント
このように何をポイントにするかで
読み方が変わってくる。
逆にいうと読み方を変えるだけで
一つの絵本でもたくさんの楽しみ方が
できるってことなんだよね。
それができるようになると
たくさんの学びを子どもたちに
与えられる。
そして子どもが成長することによって
先生の負担の軽減にもなるよね。
だって子どもたちが自分達で
考えて、動けるようになるから。
3.研修で学んだことが絶対ではない
研修ではこう言われたから・・・
それから違うことは絶対しちゃいけない!
って思う人が一定数いると思うんだけど
それは違う!
って私は思うんだよね。
もちろん研修で学んできたことを
活かして保育していことは大事。
でもそれに囚われすぎてはいけない。
だって研修はあなたのクラスの
目の前の子を対象にしてやってないでしょ?
研修で学んできたことを
さらにクラスの子に合うように
変化させていくことは
あなたにしか出来ないこと。
だから研修で学んできたことを
ベースに自分で考えて
保育に活かしていくと
学んだかいがあるよね。
研修で学んだことは全てではない。
それをどう活かしていくかは
あなた次第だよ!
ということで今回は
絵本の読み聞かせでのマインドを
お伝えしました。
これをどのようにあなたの
目の前の子に活かしていくか?
それを考えるのって楽しいよね!
そう思えると保育の楽しさの
本質に近づいていきますよ
ぜひこの読み聞かせの極意を活かして
みなさんが保育を楽しんでくれると
さいこー先生もとっても嬉しいです。
この考え方を入れていくと
読み聞かせだけでなく
いろんな保育でも
こうしたらもっと良くなるかな?
自分のクラスの子にはこうしたらいいかな?
などと考える力がついてきます。
すると皆さんの保育がレベルアップして
子どもは楽しいのはもちろん
先生自身が保育を心から
楽しんで行うことができるはずです。
今回の記事が皆さんの保育に役立てることを
願っております。
最後まで見てくださってありがとうございました。
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どう保育に取り入れていいかわからない
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今後個別相談も準備していく予定です。
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次回の記事も日々の保育に
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楽しみにお待ちください!!