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「インディ・ジョーンズ」はクリエイティブ世界の宝物

前作から15年ぶり「インディ・ジョーンズ」の新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観てきました。
「インディー・ジョーンズ」は第1作の「レイダーズ/失わたれたアーク」の時から必ず劇場で観てきましたが、やっぱり大スクリーンが似合いますね、この作品は。
ちなみに、レイダースは1981年の作品!
そこから数えて42年目の新作。
変わらず、面白い!

今作品からは「ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ」
「インディ・ジョーンズ」はずっとパラマウント・ピクチャーズの配給でしたが、2013年にディズニーが配給とマーケティングの権利を獲得し、この作品からディズニーの配給に。
それに伴い?前4作が全て「監督:スティーブン・スピルバーグ/製作総指揮:ジョージ・ルーカス」であったのに対し、今回はスタッフも変わっています。
今回の監督はジェームズ・マンゴールド。
最近だと「ウルヴァリン:SAMURAI」や「フォードvsフェラーリ」など。
メグ・ライアンの「ニューヨークの恋人」も監督してますね。
どうでも良いことですが、メグ・ライアン、好きだったなー昔。笑

作品がクリエイティブを刺激する

ディズニーとルーカスと言えば、ご存知の通り、ルーカスフィルムは、今、ディズニー傘下にあり、「スターウォーズ」もエピソード7からはディズニー。
そして、配信チャンネル「ディズニー+(プラス)」に入っている方ならご存知のように、実に様々なスピンオフ作品が作られています(スターウォーズのスピンオフ作品はディズニー傘下になる前から多数作られてきましたが)。

超メジャー作品の権利を超ビッグスタジオが買う(ディズニーといえばMARVELも)、これは勿論その作品が持つネームバリューによるビジネス的計算があることは確かですが、それと同じく、いやそれ以上に、その作品がクリエイターの魂と能力を刺激して、新たなさらに面白い作品を産み出す、に違いない!という確信があるからだと思います。
ある作品が生きながらえていく(忘れ去られずに常に世の人々に求められていく)ということを考えた時、勿論その1作自体のクオリティの高さは必須ですが、それと同時に、その作品が新たな作品を生み出す魅力があるか、ということも大切な要素だな、と思うのです。

使う/こするのではなく「創る」でライツビジネスを

ライツビジネスと言うと、通常、そのライツを「使う」ことによって、新たな商材を作り…その販売売上を…という視点になります(勿論、それも大切なライツビジネスです)が、それに加えて、そのライツを活用して新たな作品や楽しみを創り出すという大切でわくわくするジャンルもあるのです。

その根本にあるのは、その作品に対する愛やリスペクト。
日本でも近年の「シン」シリーズはそれと同様だと思います。
 
貴重なIPを活用するだけではなく、その生命⁉︎のバトンを受け取らせてもらい、走る!
ライツビジネスは実にクリエイティブなのです!


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